お疲れさまです、みやもとです。
今年もアドベントカレンダーに参加となりました。
今回は11月に開催された技術書典17のことを書かせていただこうと思います。
技術書典とは
去年のアドベントカレンダーでは 技術同人誌について書きました。
その中にも出てくる通り、技術書典は技術同人誌を扱うイベントです。
詳細については公式サイトをご参照いただくとして、技術書典は2週間ほどの期間で新刊を発行する1オンライン開催と、オンライン開催期間中の1日だけ会場を用意して開催されるオフライン開催があります。
今回のオフライン開催は11月3日、三連休の2日目ということで私にとっては比較的スケジュール調整がしやすい日付でした。
それに加えてエバンジェリストとしてお世話になっている「WAKE Community」の合同誌に寄稿させていただいて、自分が書いた文章の載った本が新刊として頒布されるという希少な機会でもありました。
開催地が自宅から遠いため今までは泣く泣くオンライン開催で本を買いあさっていましたが、こんな機会に家でじっとしていられるか。
また開催の少し前、イベント当日のブース内スタッフを交代制にしようということで、WAKE Communityさんが参加者を募っていらっしゃったのも私の背中を押しました。やります!
こうして迎えた文化の日。帰省してきた妹に家のことを任せ、東京は池袋サンシャインシティにて開催される技術書典17へと向かったのでした。
現地の賑わい
新幹線で東京駅に到着し、東京駅周辺でしばらく道に迷い、どうにかブース要員交代の時間までに会場に到着。
会場内では既に多くの方が買い物を楽しまれていて、なかなかの人の多さでした。
とりあえずこの後入らせていただくブースでご挨拶を済ませて、交代の時間まで事前にチェックしていた本を買いに回ります。
気になっていた技術に関する本を片っ端から買い歩く至福の時間です。
特に、今までオンラインで買っていた本の著者様から直接本を買えた時はめちゃくちゃテンションが上がりました。
なお、技術書典のオンライン開催では専用アプリがほぼ必須だったりします。
アプリで事前に決済方法を指定することにより後払い決済が可能で、QRコードを読み込んでお買い上げ画面を見せることで本の受け渡しができます。2
私はバーコード決済とかあんまり使わない方なのですが、人が多い時の買い物だとやっぱり楽ですね。
スマホで「これお願いします」するだけで手持ちの袋に本がどんどん入る。
最終的な戦利品はまた改めてお見せしますが、あっという間にこんな状態になりました。
物理本で腕にずっしり来る幸せな重み。
そうこうしているうちに交代の時間が迫ってきたため、慌ててブースに戻りました。
ブースに立つ
出展者証であるリストバンドの受け渡しの後、2時間ほどブースでお店番です。
とはいえブース内には他にもおふたり執筆者の方が入っておられましたし、ブース前で声かけをされている方もいらっしゃったので私がひとりで気負うことは特にありませんでした。
他の執筆者の方と直接お会いするのは初めてだったので、ちょっと緊張しつつご挨拶。
私はこの手の接客っぽいことがあまり得意ではなく、基本は企業ボードを持ったり横から購入用のQRコードを出したりするくらいしかできなかったのですが、他のみなさまの積極的な声がけその他の対応もあってブース前は結構盛況していたと思います。
試し読みの後お買い上げされる方も多く、一部分とはいえ自分が書いた文章の載った本が目の前で買われるという貴重な体験をさせていただきました。
執筆者の多くが女性エンジニアだったのでターゲット層も同じく女性になるかと思いきや、企業の人事の方や女性のエンジニアがどんなふうに働いているのか、どんなことを感じているのか気になるという意味で手に取られる方もいらっしゃいました。
早めに帰宅
担当の時間は早々に過ぎ、リストバンドを次の交代要員の方に渡してふたたびブースの外へ。
この後さらに少し本を買い足したり会場をうろうろしましたが、家の都合等もあって新幹線の時間が迫ってきたことから早めに会場を後にしました。
最後にもう一度ブースに立ち寄ってご挨拶を済ませ、急いで東京駅へ。
本の重みと家族へのお土産探しで体力はそこそこ消耗したものの、帰りはどうにか迷わずスムーズに目的地までたどり着けました。
新幹線で寝過ごさない程度に仮眠を取り、在来線に乗り換えて無事に自宅に到着。
疲労でその日は倒れるように寝ることに……なると思ったのですが、まだ興奮していたのかもしれません。
妹家族も一緒にお土産のお菓子をほおばりながら、しばらくあれこれ喋っていました。
感想
その後もオンライン開催やYouTube配信イベントを楽しみ、初めて現地で過ごした技術書典が終わりました。
現地で思いつくまま買ったおかげかオンラインマーケットでの買い物はそれほど増えず、前回開催時のように3,4箱の本が届くことにはならなさそうで少し安堵しています。
現地参加だと持って帰れる重さという物理的な制約が出てくるので、現地の空気を楽しみたいだけでなく買い物を控えたい場合にも案外有効かもしれないなと思いました。
それでは最後に今回の戦利品を載せて終わりにしたいと思います。
控えました。