※画像と本編には何の関係もありません
この記事は Agent Grow Advent Calendar 2023 の記事です。
今回のお話
こんにちは。
元ユニヴァース石田のメタヴァース石田です。1)その前はただの石田でした
突然ですが、部屋を片付けたりしているとき、
ピョンピョン跳ねながら逃げる小さい蜘蛛を見たことをある方はいるでしょうか?
今日はその蜘蛛についてのお話となります。
蜘蛛が苦手な方はそっ閉じ推奨です。
ピョンピョン蜘蛛
正式な名称はハエトリグモといいます。
家の中や草むら、河原などに色々なハエトリグモがいますが、
部屋の中にいるものは大体アダンソンハエトリという種類のものです。
オスとメスで見た目が大きく違い、オスは黒に白のラインが入っており、メスは茶色です。
名前の内訳は以下のようになっています。
アダンソン=発見したどっかの国の人の名前2)ビクトル・オードワンというフランスの昆虫・鳥類学者がフランス人の博物学者であるミシェル・アダンソンに献名したらしいです
ハエトリ=ハエなどを捕食する蜘蛛の総称
基本的に巣を作らず、家の壁や天井などを獲物を探しながら徘徊するタイプの蜘蛛です。
よっぽど刺激しない限りは人を攻撃することはなく、1メートルくらいなら近づいても逃げません。
世界がどのように見えているのかはわかりませんが、
進撃の巨人でいうと超大型巨人が目の前くらいにいるのに逃げないのはすごいなあと思います。
昔から人家に住み着いていたのでもう気にしなくなったのかもしれません。
見かけてもそっとしておいてほしい
見た目や挙動から、蜘蛛が苦手な方は結構いるかと思います。
実際、海外では様々な恐怖症の中で蜘蛛恐怖症が1位となったこともあるようです。
私も足が長いタイプの蜘蛛やデカめの蜘蛛は少し苦手です。(タランチュラとか、ジョロウグモとか)
ただ、ハエトリグモに関してはいわゆる益虫であるため、
できれば部屋をトコトコしていてもそっとしておいてあげてほしいな思います。
ただ、苦手な方はやっぱり気になるかと思いますので、ハエトリグモを放っておくメリットとデメリットを挙げておきます。
【メリット】
①ハエとかの害虫を食う
部屋の中を歩き回り、コバエ、蚊、ダニ、紙魚(シミ)、カツオブシムシなどの害虫を食べてくれます。
徘徊性なのでタイミングよくエンカウントしないと食べてくれませんが、
結構動き回っているようなので人が気付かないうちに結構食っていると思います。
②寂しさや退屈が和らぐ
部屋の中をせっせと徘徊している様子を眺めるのは、仕事の息抜きにぴったりです。
自分は社会の歯車などではない、自由意思で生きているのだと強く実感できます。
あと、最近はアニマルセラピーとかもあるし、なんかそんな感じです。
③たまに遊んでくれる
部屋の徘徊中、たまにディスプレイを徘徊することがあります。
∧∧∧∧∧∧∧∧
< チャンスです。>
VVVVVVVV
マウスカーソルを虫に見立てて動かすと、獲物と間違えて寄ってきます。
どれだけ飛びついても捕まえられない様子がかわいそうになってくるので、
ある程度遊んでもらったら仕事に戻りましょう。
自分は社会の歯車などではない、自由意思で生きているのだと強く実感できます。
あと、最近はアニマルセラピーとかもあるし、なんかそんな感じです。
④よく見るとかわいい
目がまん丸でナウシカの王蟲みたいです。
意外と表情も豊かなので見ていると結構飽きません。
最近はアニマルセラピーとかもありますし。3)実態はわからないのですが、リラクゼーションぽい
【デメリット】
①見た目が好きくない人にとっては恐怖
部屋中を動きまわるし、少し目を離すといなくなってるので、苦手な人にとっては恐怖かもしれません。
そんな時は、小型のルンバが壁のゴミを食ってると思えば少しはマシかもしれません。
電気代もかかりませんし。
②結構糸がかかる
よく観察していると、無鉄砲にピョンピョン跳ねているように見えますが、実は跳ぶ前に命綱を付けています。
そのため、家の中で谷になっている部分を跳んだ際には糸がかかってしまいます。
話は変わりますが、蜘蛛の糸が種類によっては鉄などに匹敵する強度があることをご存じでしょうか?
同じ太さであれば鋼鉄の5倍の強度があるそうです。
また、蜘蛛の糸の構造を研究していろいろな分野に役立てようとしているようです。4)あの有名なハニカム構造など、自然から学ぶことは多い
すごい(小並感)
③なんか探してしまう
仕事の休憩中に天井を見てみたり、床に落ちている毛玉と見間違えたり、
向かいのホームや路地裏の窓を探してみたり。5)鞄の中や机の中を探しても見つからないこともある
なんだかロマンチックですね。
④食えない(相性が悪い)害虫もいる
蜘蛛はなんとなく夜行性のイメージがありますが、よく家にいるアダンソンハエトリに関しては夜目が利きません。
なので、夜行性の虫とは相性が悪いようです。
最近ヤバいと噂のトコジラミなども明るいところで見つければ食べてくれるでしょうが、
あいつら暗いとこで活発らしいので難しいかもしれません。
ちなみに、ハエトリグモを暗いところに入れると、目が見えないのでとりあえず寝るそうです。
なんかかわいいですね。
最後に
思いつくままちっせえクモの魅力について書き連ねてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
これを機に、みなさんのおうちにもいるかもしれない小さい同居人(蜘蛛?)に興味を持っていただけると嬉しいです。
彼らは、いつもどこかからあなたを見ているのかもしれません。。
おまけ(最近の流行り)