この記事は Agent Grow Advent Calendar 2022 18日目の記事です。
我ながら、タイトルから何言ってるんだって感じです。
そもそも、ファーストキッスはレモンの味だなんて昭和なフレーズ、年代がバレそうです。
どうもこんにちは、今年のハロウィンにデー〇ン小暮閣下のメイクをして田舎の街を練り歩いた悪魔(自称)です。
アイキャッチ画像とタイトルが合ってないと思ったでしょ?
ちゃんと理由があるのですよ…涙を禁じ得ない悲しい理由が…
プロローグ
私ですね、昨年のアドベントカレンダーには魚を飼い始めたよって話を投稿したんです。
なのでホントは「今年は魚を釣って捌いて食してやったぜ!」って話を投稿する予定だったのです。
しかしながら現実とは残酷なもので、私のフォトフォルダには長閑な海の風景が収められているのみ…
という悲惨極まりない結果に終わったのです。
そうなのです。アイキャッチ画像は「ホントはこうしたかった…」っていうことなのです。
というわけで、そんなほろ苦い思いをスイーツで表現しようとなったわけです。
(タイトルのFirst Kissさんはログアウトしました)
Making View
材料はコチラ
クリームチーズ、マスカルポーネ、レモンに生クリームにグラニュー糖…
作るものはもうお分かりですね?そうです!みんな大好き豚の角煮レアチーズケーキです!
レモンのコンポートを作るよ
ご存じない方に、コンポートとは何ぞやって話です。
簡単に説明しますと「果物の砂糖煮」です。説明終わりっ!
…というわけで、ミカン科ミカン属の低木常緑樹であるレモンの果実を1mmの薄さでスライスします。
なお、スライス幅につきましてはベストエフォート方式となっておりますので、包丁の切れ味や作成者の技術力により厚みが増加することがございます。
スライスした学名Citrus limonを軽めにコンポートします。
軽めにした理由は、シロップも使うから。皮つきなので長いこと煮ちゃうと苦みが出ちゃうのです。
また、コンポートしたレモンが型崩れしたり変色してしまうのを防ぐためでもあります。
粗冷ましさせたらシロップを濾します。
ろ紙代わりに100均で売ってる1人分用のコーヒーフィルターを使ってます。
そこそこ耐熱性もあるので、澄ましバターを作る際などにも使えたりして色々便利です。
生地を作っていくよ
クリームチーズ2種をゴムベラでコネコネします。
混ぜやすくするために常温に戻すことを忘れなかったのですが、キッチンが寒くてあまり意味がなかったという…
全体的にゆるーくなってきたら、グラニュー糖を入れてさらにゴムベラでコネコネします。
グラニュー糖のザラザラ感がゼロになったら、下記のように装備を変更します。
ぶき:ゴムベラ→ホイッパー よろい:エプロン たて:なし かぶと:なし
装備を変更したら、生クリーム入れて混ぜ混ぜ、レモン汁を入れて混ぜ混ぜです。
なお、このあたりで私の右手の握力は乳児レベルまで低下しております。
子犬のようにプルプルと震える右手でカップに移していきます。
彼らにはとりあえず冷蔵庫にて仮眠していただきます。※30分から1時間程度
仕上げるよ
仮眠から目覚めた生地の上に、コンポートしたレモンを載せて、シロップにゼラチン溶かしたものを注ぎ込みましたら、冷蔵庫にて本格的に眠りについてもらいます。※4時間以上目安
つ、ついにっ…!レアチーズケーキの完成でございます!
感想とか補足とか
ほろ苦いレモンジュレの下に爽やかな甘さのクリームチーズ生地…
その絶妙なハーモニーはまさしく人生における甘苦があたかも縄のように糾うが如し。
うーん…オ・ト・ナ・な・味♡
上に載せたゼリーについて、今回はゼラチンを使用しましたが、ゼラチンのベタベタしたのが苦手なの…ぴえん…って方は寒天やアガーを使ってみてください。きっと、ぴえん→ぱおんになること請け合いです。
おまけ
今回はレアチーズケーキを作りましたが、私が得意なのはベイクドチーズケーキなのです。
最後に、その作業風景をお見せしながら、自称悪魔による地獄のクッキング記事を締めたいと思います。
粉砕される前のビスケット最後の雄姿
バター80gを一発でキメる
クッキー生地を型に
いろいろすっ飛ばして急に焼き上がり
了