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いつかの佐賀旅行の話【Agent Grow Advent Calendar 2022:14日目】

この記事は「Agent Grow Advent Calendar 2022」14日目の記事です。

 

はじめまして、ブログ初投稿のみやもとです。趣味は飲食と手芸と旅行です。

今回は趣味の中でもここ最近は縁遠くなってしまった旅行、もう5年近く前の佐賀旅行の思い出を書かせていただこうと思います。1)思い出を振り返ることでくすぶる旅行欲をごまかせないかという試み

古いスマホから写真を引っ張り出してきたので、画質がいまいちなのはご容赦を。

出発は夜

夜、バスに乗り込むところからが旅行スタートです。

「移動手段より現地の飲食観光にお金を使いたい」「移動で寝過ごすのが怖い」という理由により、私の旅行は夜行バスでの移動がほとんど。

肩から腰にかけての凝りとひきかえに最大限旅先を楽しむ選択です。

このときも過去最大級に足がむくんだ以外は特にトラブルや遅延もなく、朝早くに目的地に着きました。

武雄温泉

降り立ったのは武雄温泉。

九州で温泉と聞いて真っ先に名前が出るところではないかもしれませんが、歴史ある温泉街です。

指定重要文化財の楼門をはじめ、雰囲気ある建物が並びます。

立ち寄り湯には朝早くから営業しているところもあり、さっそく私も朝から温泉に。

ゆっくり温まってバスで固まった体をほぐした後、駅近くの定食屋さんで朝食をいただきました。

友人と合流

基本的には一人旅なのもあって、私の旅行はだいたい行き当たりばったりです。

いくつか行きたいところをピックアップしたらあとはタイムアタックのように、帰りのバスに乗るまで時間の許す限り目的地を巡って帰ることになります。

しかし、このときは違いました。

そもそもの始まりはひと月ほど前、九州在住の友人に宛てたメッセージに遡ります。

「このへんの日付で佐賀に行きます」

時間があったら会いたいな、あわよくば構ってくれないかな、と願望をちらつかせる面倒くさいアラフォーの私に、まず答えてくれたのは友人内でフットワークの軽さに定評のあるNさんでした。

「バスなら早朝に着いてそのへんのお店開くまで暇でしょ。車で迎えに行ってあげるから温泉入って待ってなさい」

続いて、地元愛ゆえに観光地と歴史にめちゃくちゃ詳しいOさん

「武雄に着くなら嬉野もどうですか?周辺でおすすめリストアップするんで、他に行きたいところあったら言ってください」

ここから出発までの約一ヶ月は私の要望にあれこれと適切なプランニングをして、更におすすめを添えてくれてまさに至れり尽くせり。

この場を借りて、あらためてお二人に感謝です。

 

では、ここからは行った順に紹介していきましょう。

祐徳稲荷神社

まず向かったのは祐徳稲荷神社。

日本三大稲荷にも数えられる稲荷神社です。建物が鮮やかで美しい……。

季節は冬、すでにお正月もだいぶ過ぎた頃でしたが、有名な神社だけあって参拝客の方も多く見られました。

Nさんは「ちょっと参道がきついかも」ということで本殿まで、私はせっかく来たからということでOさんの案内で奥の院まで行きました。

祐徳稲荷神社は本殿が小高い山の入り口のようなところにあり、そこから奥の院まではちょっとしたハイキングコースみたいになっています。奥の院まで含めての参拝は所要時間にしてだいたい一時間ちょっと。天気は晴れ、冬の澄んだ空気の中を進むうちに息は弾み、足取りはゆるゆると……

「みやもとさん大丈夫ですか?」

……大丈夫です。ちょっと普段の運動不足にたたられただけです。

 

思いがけず己の不摂生を顧みる参拝となりました。

ちなみに、祐徳稲荷神社がある鹿島市は日本酒が有名な町でもあります。

近年は酒造ツーリズムもやっているそうで、再訪の折には是非行きたいところ。

嬉野温泉

さて次はお昼ごはん。湯豆腐目当てで嬉野に到着。

しかしただでさえ有名な温泉地、駐車場がすんなり見つかりません。

後部座席ですることなくおろおろしている私を見かねたのでしょうか、大人しく温泉つかって待ってなさいと足湯の前で降ろされました。

駐車場を探してもらっている間、無料サービスの茶をいただきながら足湯につかってひと休み。

苦み渋みの少ないおいしいお茶でした。さすがの嬉野茶。

 

ほどなくして駐車場を見つけたお二人が戻り、改めて温泉湯豆腐のお店へ。

嬉野の温泉水で煮た湯豆腐は、表面からとろけてふわふわとろとろになります。

ポン酢でさっぱりいただくか、ごまだれでまったり甘くいただくかはお好みで。

これは食べ始めてちょっと経ったあとのお鍋。お豆腐が溶けて豆乳鍋みたいになってます。

食べられるだけのお豆腐を食べておなかいっぱいになったら、次の目的地へ向かいます。

佐賀元祖忍者村 肥前夢街道

おなかがいっぱいになったら次の目的地、同じ嬉野にある肥前夢街道へ。

名前の通り忍者ショーやアトラクションもあったのですが、個人的にはそれ以外のところが印象に残る場所でした。

なんだか既視感にあふれる看板があると思えば

アームストロング砲2)幕末に佐賀藩が所持していた大砲が出てきたり

それらしい時代劇的な建物があると思えば

味わい深いポスターが出現したり。

 

また、何度も見てもらう方も多い名物占い師もいらっしゃいます。

実はここに来たのも半分くらいは「ここの占い結構当たるし面白いよ!」というNさんのご推薦が理由。

私も占っていただいたのですが「話がめちゃくちゃ面白かった」という曖昧な記憶しかありません。3)ろくに書いてない当時のメモには「4回ぐらい『男の好みにうるさい』って言われた」とあり、都合の悪いことを忘れていただけの模様

次に占っていただく時には詳細にメモを取りたいと思います。

 

肥前夢街道を後にしたあたりで観光的にはタイムリミット。

夕飯を食べた後、お二人に見送られながら帰りのバスに乗りました。

おしまい

今回記事にするためにいろいろ振り返り、改めて楽しい旅行だったなと幸せな気持ちになりました。

時期的に候補から外したイベント4)近年有名になったバルーンフェスタの他に、有田陶器市やガタリンピック等ありますや時間の問題で行かなかった場所5)歴史好きには吉野ヶ里歴史公園とか佐賀城本丸歴史館とかおすすめもあり、是非また遊びに行きたいところです。

同時に、状況的に仕方ないとはいえ旅行できなかった近年が寂しいような悔しいような。

 

私もそんな一人ですが、ここ2年ほどは出かけたくても出かけられないもどかしい思いをしてきた人が多いのではないでしょうか。

来年こそは心置きなくあちこち出かけられますように!

注訳はこちら

注訳はこちら
1 思い出を振り返ることでくすぶる旅行欲をごまかせないかという試み
2 幕末に佐賀藩が所持していた大砲
3 ろくに書いてない当時のメモには「4回ぐらい『男の好みにうるさい』って言われた」とあり、都合の悪いことを忘れていただけの模様
4 近年有名になったバルーンフェスタの他に、有田陶器市やガタリンピック等あります
5 歴史好きには吉野ヶ里歴史公園とか佐賀城本丸歴史館とかおすすめ
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みやもと

一度は開発を離れたもののいろいろあって結局開発畑に出戻りのエンジニア。

休日は遠出したり手芸したり、その時の気分でいろいろやってみてます。
比較的インドア寄りなので肩腰背中がバキバキになりがちなのが最近の悩み。

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