この記事は Agent Grow Advent Calendar 2022 8日目の記事です。
在宅勤務、だいぶポピュラーになりましたね。
かくいう筆者もここ2年近くの殆どを在宅勤務しております。
今日はそんな筆者が突然この2年間で、夜型から朝型に変わった体験を書き綴っていこうと思います。
お風呂に入るの面倒すぎ問題
はい。
のっけからダメ人間の出現です。
お風呂自体は好きですし、入ってしまえば何ということはありません。
だが……
「風呂に入らなくては…風呂入ろう!」と思ってから、実際に風呂に入る(シャワーのみでも可)までやたら時間のかかるダメ人間でもあるのです。
事実実際、皆様もたまにないでしょうか?
お風呂入ろうと思う
↓
実際に入るまで結局ゲームやテレビやYouTubeで無為に1〜2時間経過
↓
いいかげんそろそろ本当に入らないと明日も仕事で出勤だ…と思ってやっと風呂に入る
この流れが。
そして在宅勤務になったことにより、最後の択に「別に外に出ないから今夜無理して入る必要ないな…明日の朝でいいか」が筆者の場合追加されてしまいました。
結果、翌日の朝バタバタシャワーを浴び、前日夜に1〜2時間の無為な時間を潰したために洗濯など他の家事が後回しになり、その日の夜もまた「風呂入ろう」→数時間経過→「明日で良いか」→家事タスク貯まる の負のスパイラルに入っていたのです。
ズボラ思考で早寝開始
しかし筆者は溜まり過ぎた家事を前に思いました。
どう考えても夜にグダグダしているのが良くない。
かといってなんか疲れている気もするので風呂入るのが面倒なのは変わらない。
つまり「夜なんとなくだるくて何もしてない時間が単なる損」……
じゃあ夜とっとと寝ればええやん!!!
したら朝もっと早く起きて風呂もゆっくり入れてなんなら始業前に洗濯も掃除も終わるんじゃない??
天 才 現 る
この思考で夜20時くらいに布団に入ってしまい、遅くとも21時くらいには寝て朝4時〜5時くらいに起きる
という生活を始めました。
早寝早起き と書くと「良い事では?」と思われる方も居るかもしれませんが、あくまで「業務後に自分が生活するためのタスクが存在するのが面倒すぎるので朝に倒そう」というズボラの下心から始まっているのであまり褒められた動機ではありません。
ただ、結果としてはまあまあ良い事だったと今は思います。
朝型生活サイコー!(でも不便もあるヨ)
さてそんなズボラ心から始まった朝型生活。
よかったこともありましたが当然不便もありました。
その中からよかったこと不便なこと、いくつか紹介したいと思います。
よかったこと① 始業までにこなす生活タスクに全て「時間制限」が発生する
これだけ書くと「デメリットでは…?」と感じる方も居るかもしれません。
例えば朝5時に起きたとして、始業は9時とします。
起床から始業まで4時間です。
夜は早く寝るので、あまり業務後に生活タスクをこなすことをしたくありません1)そもそもそれがしんどいと思って始めた早起きです
この4時間で、
- 入浴
- 洗濯
- 掃除
- 朝食
- ちょっとコンビニ行く
- 見たかった動画を見る
などをしたい!と思ったら、頭に浮かんだタスクを4時間内に収めるためにある程度のスケジュールを組む必要があります。
おのずと○○は30分、△△は1時間…と限られた時間を使う意識が生まれるようになり、タスクが効率的に消化されるようになりました。
タスクという表現をしてはいますが、これには「ゲームをする」「動画を見る」「植物の面倒をみる2)昨年のアドベントカレンダーは植物について執筆したなあなんて」などの娯楽も含まれています。
つまり、
「やらなければならないことも、やりたいことも全部済ませた状態で始業できる状態」が朝9時には完成していることになります。
結果、業務にも集中することができ(業務外のやらなければならないことややりたいことを意識しないで済む)、業務が終わればゆっくり寝るだけ、また翌日早起きしてすべきこともやりたいこともやる…という好循環に筆者の生活スタイルは変わりました。
よかったこと② 朝の「生活し易さ」が享受できている
これはお住まいの環境によってまちまちとは思います。
が、筆者は以下のように考えています。
- 全体的に静かなので集中できる(ゲームとか…)
- 特に夏は、早朝のうちはまだギリギリセーフの気温であることが多くゴミ捨てやコンビニ買い物など日中より外で行動しやすい
- 朝焼けめっちゃきれい
朝焼けめっちゃきれい(大事な事なので2回言いました)
不便なこと① 残業がしんどくなる(体力的に)
簡単に極端に言うと、
★朝4時に起きてる人(始業時点で起床から5時間経過)→18時時点で起床から14時間経過→22時まで残業すると起床から18時間経過
★朝7時に起きてる人(始業時点で起床から2時間経過)→18時時点で起床から11時間経過→22時まで残業すると起床から15時間経過
つまり、
朝4時に起きると18時の時点で、朝7時に起きている人の21時時点くらいに起床時間が経過しています。
単純に自主的な時差ボケの状態ですね。
勝手に時差ボケになって、他のみんなはまだ頑張れる状態なのに一人だけしんどくなっています。
チーム全員で足並み揃えて頑張らないといけない状況になってからこの時差ボケをしていると、単に足を引っ張る存在になってしまうので筆者は大きく残業が発生しそうな気配を感じたら、一旦生活リズムを変えています。
不便なこと② 大体の楽しいこと、大抵夜21時以降にありがち
不便とはいっても、これを許容してでも良いことのメリットの方が大きいと筆者は感じますが…
テレビ番組であったり、YouTubeの生配信であったり、受動的な楽しいことは大抵夜にあるように筆者は思います。
これを他の人とリアルタイムで共有し、あれこれ意見を交わして楽しみたい!と感じる場合には不便なことではあるなあ と思って挙げています。
筆者はそこをあきらめて、自分がもう寝てしまってから起きている楽しいことについては録画やアーカイブの視聴を朝に小分けにして楽しむようにしています。
おわりに
さて、良いことも悪いことも挙げながら、最終的にはやはり「やらなければならない事も、やりたい事もすべて効率的に終わらせられる」といった点で筆者は夜型生活を改めて朝型の生活を続けています。
在宅勤務にならなければ、そもそもきっかけになった「無為時間で夜更かし風呂を翌朝に先送り問題」が発生しなかったので、人間何がきっかけで変わるか本当にわからないな…と思っています。
また、これはあくまで「生活タスクの実行順を自分の自由意志で決められる」筆者の体験談なので、ご家庭の環境によっては実践が難しい方もいらっしゃると思います。
とはいえ生活にメリハリは出ますので、今日1時間早く寝て、明日1時間早く起きてみるところからトライしてみて、「朝型、良いかもしれん」と思って下さる方が1人でも増えたら良いなあ と願って記事をしめたいと思います。
貴方が思っている、考えている「やりたいこと」「やらなければいけないこと」…明日の朝、1時間早起きしてやってみませんか?
お読みいただきありがとうございました(´꒳`*)
注訳はこちら
↑1 | そもそもそれがしんどいと思って始めた早起きです |
---|---|
↑2 | 昨年のアドベントカレンダーは植物について執筆したなあなんて |