この記事は Agent Grow Advent Calendar 2021 20日目の記事です。
今まで、あまり真面目にブログを書いてこなかった気がする。唐突にそんな思いがよぎりました。
だから、今回は真面目にみんなの役に立つものを書いてみようと思ったのです。
「資格」についてです。
ジョジョ好きなので「覚悟」とかにしようとも思ったのですが、僕にはその「覚悟」がなかったのでやめました。
あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね
なぜ資格をとるのか?
人間とは資格を取得する生き物である。生まれてから死ぬその瞬間まで幾つもの資格を取得し、自分の価値を高め続けている。
そういう運命を仕組まれている。最早、呪いといってもよい。
人間だから資格を取るのではない。資格を取るから人間なのだ。と、太宰治とかも言っていたかもしれない。「人間失格」とかで言っていたかもしれない。
あなたは今、幸せだろうか?日々の生活に不安はないだろうか?幸せならばそれでいい。
でも、心に何かもやもやしたものがあるのであれば、少し自分を見つめなおしてみてほしい。
そして、あなたは思うだろう。「そうだ、資格とろう」と。それもまた人間ゆえなのである。なにも恥ずかしいことではない。1)そもそも恥ずかしいことではない
幸せとは何か?あなたがBINGOに参加できるのであればそれが幸せだ。 |
資格の取り方
資格を取る。というと難しいことのように感じるかもしれません。ですが、実際は以下のステップを踏んでいるだけとなります。
①「そうだ、資格とろう」
② 資格を取る
2ステップです。とてもイージーです。
これは資格ニストの間では最早常識となっています。感謝の資格取得1万回を終えた資格ニストなどは①の時点で資格を取得しているともいわれています。
まだ資格を取得したことがないという方にはにわかに信じられないかもしれません。なので、今回はもう少しステップを細分化して説明していこうかと思います。
尚、服を脱ぐ。服を畳む。コーヒーを入れる。砂糖と塩を間違える。等の手順は義務教育レベルのため割愛させていただきます。
資格を取る資格
資格を取るためには資格が必要である。なんなんだそりゃ、と思うかもしれない。でも本当のことだ。
資格は自然発生的に生まれるものではない。どこかの誰かが生み出したものである。
資格を取るものがいるのであれば、与えるものがいるのもまた必然である。
具体的には以下のような組織が資格を錬成している。
必要書類を揃え、組織に金を払うことでようやく資格取得の資格が得られるというわけだ。(尚、IPAでは今までは¥5700だったのが¥7500になるらしい)
当然、金を払わずに会場に行っても試験は受けさせてもらえない。初心者が陥りやすいミスなので要注意だ。
試験に向けての準備
資格試験に申し込み、受験資格が得られたからといってそれで終わりではない。始まりだ。
より知識を喰らい、自分の人生に役立てるための始まり。
試験に向けて準備しておいたほうが良いものを以下に記す。
・参考書
・過去問題集
以上だ。
インターネッツもあれば尚良いだろう。大体家電量販店とかで買えるのでお勧めだ。
特に、IPAの情報処理試験については午前1,2の4択問題が意外と鬼門だったりするので全年度分やりつくす勢いでやっておくことをお勧めする。
悲しみは急にやってくる。衝撃に備えろ |
勉強の仕方について
準備が整ったら早速勉強を始めましょう。勉強のやり方には人それぞれ、いろいろなやり方があると思います。
単語帳をアスパラガスに巻いて食べてみたり、頭にディスクを差し込んで記憶をADDする方もいますが、常人にはお勧めしません。
そこで、私が失敗を積み重ねてこれが良いのではないか?と思った方法を少しだけ記載することにします。
私が初心者のころ、かなり最近までやっていた勉強方法は、参考書の大事そうな部分をノートに書き写して覚える。といったやり方でした。
確かに、悪くはなかったと思います。妻に勉強をしているというポーズも取れますし、自分自身にも「俺はやった!」という誤認作用が働きます。
でも、振り返ってみると何もないのです。痛くなった腕と汚いノートがあるだけでした。2)個人差があります
私はかなり長い間(人間尺度でいうと5年間くらい)この無駄で無謀な試みを続けることとなったのです。
サバンナに雨が降るがごとく、転機は急に訪れました。ある時、私はノートに書き写すのが面倒になりました。
そして、思ったのです。
ただ、参考書をノートに書き写すだけの作業が何になるのか。と。
このノートには美しさも、儚さも、凄みもない。と。
もう書くのはよしたらどうだい? 紙と万年筆の無駄遣いだよ。と
趣味の膝でも叩いていたらいいんだ、それもまあ人に教えるほどの腕前ではないが。と。3)僕の膝は結構いい音がすると思う
そして、妻に資格を取るといった手前何もしないのも変なので、とにかく問題を解いてみることにしたのです。
ブレイクスルー的なアレ
僕らは以前までの退廃的なやり方を捨て、とにかく問題を解くという新しい試みについて議論した。
それはまさに周りから見れば信じられない試みだったと思う。だって、考えても見てほしい。
今まで朝はパン派だった人が、ある日急に米を食べだすみたいのものでさ。4)食べない人もいます
つまり、なんていうか、ええと、わかるだろ?(苦笑い)
僕らがやろうとしているのはそういう新しい何かだった。
恥ずかしい話、周りを含めて僕らはみんな、問題を解くということから目を背けていた。
先に知識を入れておかなければ問題なんて解けるわけがないと。みんなそう思っていた。
ある日、急にトムが叫んだ。
「こんなくそったれなノートが何になるんだ!どうせ試験中は見ることはできない!こんなこと続けたってやつらの笑いものになるだけだ!」
僕らはついにトムがイカレちまったと思った。何回受けても落ちてしまう試験。増えていくノート。とにかく僕らは限界だった。
トム:「あの時は僕もどうかしてたよ。でも、今となってはこれでよかったと思ってる。」(苦笑い)
その事がきっかけで、僕らは問題について向きあうことができた。
試験の問題というのはよくできている。
実際に起こりえるであろう要件、そしてその問題点、課題やらについて、問題を解いていく人間がしっかり考えられるようになっている。
わからないながらも問題と向き合うことで確実に成長する。
そして、気付く。
参考書は書き写さず、じっくり読む程度でよい。
問題を解き、そのパターンや傾向に慣れる。
どうしてもわからない部分、苦手な部分に関しては参考書やインターネッツからの情報を整理してノートにまとめてみる。
これが、僕らの見つけ出したベストなプラクティスってやつだった。
トム:「今までは多分、逃げていただけなんだと思う。でも、答えはいつだって自分の背中にあったんだ。」(半笑い)
受かるほうがいい。でも、落ちたって得るものはある。
試験に受かる。ということを「100」としたとき、「そうだ、資格取ろう」と思った瞬間は「1」だろう。
試験に申し込み、金を払い、勉強に時間を費やし、そこまでしたのであれば当然受かりたいと思うのが人情だ。
たとえ「70」でも「80」でも「99」であっても、落ちてしまえば資格はもらえない。
でも、安心してほしい。あなたが費やした時間は決して無駄ではない。
ある時、あなたは気付くだろう。自分の業務に対する知識が上がっていることを。要件に対する問題点への嗅覚が上がっていることを。
口笛が遠くまで聞こえることを。あの雲が私を呼んでいることを。
費やした時間はすでにあなたの中で知識・経験となり息づいているのである。
それに比べれば、資格が取れたなんてのはおまけみたいなものに過ぎない。
それに、何より、「0」から「1」の間5)どうやら知らなきゃいけないことのようですの無限を飛び越えて資格に挑戦しているのである。
残りの「99」なんて、きっとすぐに飛び越え資格を手にすることだろう。
そして、言ってほしい。「Come On!Join Us!」6)さあ!参加してください!と。
我々組織は、いつでもそれを待っている。
ガチャガチャのコーナー
少し真面目に書きすぎたので、息抜きに今年のガチャガチャを紹介します。
「ゴッホの絵とおしゃれな椅子」 ゴッホ展で売っていたものみたいですが、なんか近所のスーパーで売ってました。 椅子はカリモク60とかいうやつみたいです。結構フカフカしてます。 |
「お洒落な家具と鳥獣戯画」 カリモク60シリーズと鳥獣戯画のなにか。 最近ミニチュア系が好きです。 レイアウトを変えたりしているとストレスも和らぎます。 |
「鬼滅のフィギュアとなんかいろいろ」 熱かったですね。鬼滅の刃。私もまんまと腹式呼吸になりました。 |
「アルマジロトカゲとGAPのフード」 最近流行りの500円昆虫シリーズのやつです。 GAPのパーカーはGAPのガチャガチャでした。 なんとなく着せてみたら着れました。 今年一番のお気に入りです。 ドラクエに出てきそうですね。 |
今年もあと少しで終わりですね。今年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
来年が皆さんにとってもっと良い年となるよう、祈っております。7)私は来年厄年
では、よいお年を~。