この記事はAgent Grow Advent Calendar 2020 23日目の記事です。
みなさんこんにちは! 福岡のいちきです。
エージェントグローには企業型確定拠出年金の制度がありますが、みなさん活用できていますでしょうか?
1度も加入者サイトにログインしたことない。
1度も運用商品を変更したことがない。
……という方もいるんじゃないでしょうか?
そんな方に向けて、確定拠出年金制度についてご紹介していきます。
この記事が確定拠出年金に興味を持つきっかけになればと思っています。
なお、この記事ではあくまで概要のご説明敷かしておりませんので、「正しい情報」や「詳しい情報」については各自で調べてもらえたら嬉しいです。
【編注】
本記事中でご紹介している内容は、筆者の経験や知識、独自調査に基づいています。
その内容の正確性や公平性などについては、明示的/暗黙的を問わず一切の保証/確約をいたしておりません。
本記事はあくまでも一個人の見解の表明を目的としたものであり、特定金融商品の勧誘や手法の推奨を目的としたものでもありません。
本記事中の内容を元に行動/判断をした結果損害等が生じたとしても、筆者 ならびに 当社は一切保証いたしません。
◆確定拠出年金とは
簡単に言うと「老後の資金の積み立て」です。
ちなみに「iDeCo(イデコ)」は個人型の確定拠出年金です1)企業型に加入できない場合などに加入する。
拠出金
「会社拠出分 + 各自拠出分(希望者のみ)」を「拠出金」として積み立てることができます。
各自拠出分は所得税、住民税が非課税2)給付時に課税される場合もありますなので、自分の給与から積み立てるより約30%お得です。
あと社会保険料も安くなる場合があります。
「つみたてNISA」にはこういった控除はありません。
運用
運用する商品は決まった商品の中から各自で選べます。
運用で得た運用益は非課税です。
「つみたてNISA」などと同じです。3)年数など違いがあります4)通常は売却益の約20%を税金として納めなければいけません
ちなみに「つみたてNISA」の方が選べる商品は多いです。
毎月の拠出金から購入する商品を選べます(複数選択可能)。
すでに積み立てている商品を売却して、新たな商品を購入することもできます。
給付
「年金」と付いているので年金形式でしか受け取れないイメージですが、一時金として受け取ることもできます。
原則60歳まで給付を受けることはできません。
確定拠出年金を導入していない会社に転職しても解約できず、「個人型確定拠出年金」に加入して運用を続けることになります。
いつでも解約出来る方がいいという方は、「つみたてNISA」での積み立てがおすすめです。
運用商品
運用商品は大きく分けて「元本確保型商品(定期預金)」と「元本変動型商品」に分かれます。
▼元本確保型商品(定期預金)
銀行の定期預金と同じです。5)デフォルトの商品はコレになってます
▼元本変動型商品
元本が保証されていない6)元本がマイナスになるが可能性がある商品です。
リスクがある分、リターンも期待できます。
株式や債券、不動産、詰め合わせ商品(株式、債券、不動産、コモディティなど)など、いろいろな商品があります。
◆リスク商品についての私の考え
私は、2020年の途中から一部の資金を「元本変動型商品」で運用することにしました。
先述べた通り、「元本変動型商品」には「元本割れ」の可能性があります。
もちろんドキドキしながら運用しています。
でも今のところプラスになっているので、その「ドキドキ」分のリターンはあると思ってます。
本当は何十年も運用するものなので、目先の上下に一喜一憂するのは良くないのですが……まだ始めたばかりということもあって気になってしまいますね。
一番の敵はこの「ドキドキ」なのではないかと思っています。
元本割れリスクとドキドキを許容できる方は、「元本変動型商品」も検討してみてはどうでしょうか?
シミュレーション
最後に一番リスクの低い「定期預金」と一番リスクの高い「株式」を比較したシミュレーションしてみます。
▼シミュレーション条件
積み立て金額:毎月5,000円
積み立て期間:30年
株式の想定リターン年率:3% 7)最近30年でアメリカのダウは右肩上がりで10倍になっているので現実的な数値だと思います
定期預金の年利:0.1%
・【株式投資】
2,913,684円(元本:1,800,000円 + 運用益:1,113,684円)
・【定期預金】
1,827,195円(元本:1,800,000円 + 運用益:27,195円)
このシミュレーションでは、このような結果となりました。
◆まとめ
固い話題なので内容も固くなってしまいました。
この記事を通じて確定拠出年金に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
もし興味を持って頂けたら、ぜひご自身で「正しい情報」や「詳しい情報」を調べてみてください。
『投資は自己責任』で!