こんにちは。にんじんです。
3年前の7月。それは私がエージェントグローに出会った季節。
「石の上にも3年」とことわざにもありますが、「3年」は何かと区切りとなる期間ではないでしょうか。
そんなタイミングでふと思い立ったので、今回は3年前の「出会い」について振り返ってみます。
出会いのきっかけ、それは一通のスカウトメール
3年前に会社を辞めることに決めた私は、転職サイトの登録を済ませ、日々転職サイトやそこに届くスカウトメールをチェックしていました。
そんなある日、一通のスカウトメールが届きました。
それはエージェントグローからのメール────であれば、劇的だったのですが、実際に届いたのは全然別の会社からでした(笑)
その会社の詳細を見るべく転職サイトにアクセスしたのですが、心に刺さらず……。
ブラウザを閉じようとマウスを動かしたその時、ページ内に表示されていたまったく別な企業の「キャッチコピー」に目がとまりました。
それがエージェントグローの求人広告だったのです。
よくありますよね、「この会社を見ている人は、こちらの会社もおすすめです」みたいな欄。
その時目にしたエージェントグローの求人広告は、他のものとは違うように映ったのです。
「情報公開99.9%」それが私の目を引いた
実際にどんなキャッチコピーが書かれていたかまでは覚えていませんが、「99.9%」という字面だけは記憶に残っています。
「まじで?」という気持ちと「それが本当ならめちゃくちゃいい!」という気持ち。
そんな相反する2つを頭に思い浮かべながら、エージェントグローの会社詳細へアクセスしたように記憶しています。
今でこそ「単価で給料が決まる」形態の会社は増えましたが、当時の私には「はじめまして」の形式でした。
「情報公開99.9%、知らないのは同僚の給料だけ」
そのキャッチコピーに心惹かれたのと、単価で給料が決まる透明性の高い評価制度が気になったこともあり、即応募しました。
そもそも私が情報の透明性にこだる理由
なぜそこまで、「情報公開率」に目が奪われたのか。
それは私の経歴が関係しているのかもしれません。
私が最初に入社した会社はまだ5期目という若い会社だったこともあり、「会社の状況を社員全員が知っている」というのはあたり前だったんです。
1社目とは正反対だったのが前職の企業。
前職の企業は創立20年オーバーの中堅(?)会社で、私が所属していた大阪支社1)私が前職に転職したときとどうタイミングで設立されましたは東京にある本社と物理的にも精神的にも距離がめちゃくちゃ遠かったんです。
大阪支社に常駐の事務員さんもいないので、何か知りたいことがあったら全然知らない東京本社へ連絡。
すべて紙ベースのやりとりで、売上などの会社に関する情報も年一回聞けるかどうか。
もともとそのあたりに違和感があったのに加えて「個人的にどうしても許せない」就業規則の変更があったのがきっかけとなり、前職を退職することに決めたんです。
その当時はまだ転職活動を本格的に始めていなかったのですが、「もし転職先が見つからなければ、フリーランスとして今の現場に雇って貰おう」といった算段は付けていました。
フリーランスであれば情報の透明性もクソもないですからね(笑)2)少なくとも自分自身の契約に関しては
そんな状況のさなか「情報公開99.9%」を謳う企業を見つけられたのは、今振り返ると「運命」と言っても過言ではないかもしれません。3)やっぱりさすがに過言かも
面接での印象は誠実な対話
応募後、無事に書類選考を通過。面接当日がやってきます。
その当時、エージェントグローの大阪オフィスはまだ「仮事務所」といった感じだったのもあり、面接は北新地にあるとあるホテルのカフェで行われました。
新地とか普段行かないので迷子にならないか不安だったのと、ホテルのカフェとか早々入らないから心細かったことを覚えています。
河井社長の第1印象は全く記憶にないんですよね。
スキンヘッドが印象的だった……というのはあるのですが、求人情報や会社サイトで見たからなのか……。初めてお目にかかった時に感じたのか……。
面接の時のことで覚えているのは、会社説明のスライドを目にして「こんなに会社のことを教えてくれるの?!」と思ったこと。
それから「後輩育成をやってみたい」と言った私に対して、「それはうちでは難しいかもしれないね」と誠実に答えてくださったこと。
その2つなんです。
内定の連絡と迷い
確か、面接後すぐくらいのタイミングで内定の連絡をもらったと思うんですよ。
内定の連絡を受け取ったとき、内定受諾するかはちょっと迷いました。
やりたいことにマッチしている会社ではない。でも、会社の体制はめちゃくちゃ好み。
その板挟みで、決めるのは難しかったんです。
それでも、最後は入社を決意しました。4)いま在籍しているので当然ですが(笑)
「なぜ」って「合わなければまた探せばいいじゃん」という結論に至ったから。
そもそも「退職後すぐに就職しなくてもよい」くらいの気持ちだったので、せっかく自分の好みに引っかかった会社に入ってみるのも一興。
そう思ったんです。
そしていま
気がつけば、そろそろ丸3年。
求めていた後輩育成ができているかと言われると、それは伝えられていた通りあんまり……というのが正直なところ。
でも、1社目も前職の大阪支社内でも最年少だったので、社内に年下がたくさんいるだけで「それなりに気持ちは満たされている」というのが現状です。
なので、「今のところ」やめるつもりは全然なくて、2025年ビジョンが実際にどうなるのかを期待している状況ですね。
後輩育成欲を十分に満たすのは、それができそうな現場を探してみるのも有りだと思ってます。
2025年を迎えて「エージェントグローで見るものも見終わった」と思ったら、新たな会社を求めて旅立ってもいいですしね。
おわりに
3年前を振り返りながら、物語調で書いてみました。
短いようで長い「3年」ですが、案外覚えているものですね。
みなさんも、この機会に過去を振り返ってみるのはいかがでしょうか。
では、また次の機会に。