お久しぶり、となってしまいました。
しももとです。
参加者と講師のスケジュールが合わず、約1ヶ月ぶりの開催です。
今回は初回参加者の方で、しばらく本業が忙しくこれなかった方のみの参加ということで、Ph.02と同内容のQA解説からの見積です。
また、今回は参加者が一名といこともあり、開催場所が講師である私の自宅でした。
写真では緩く見えるかもしれませんが、勉強はきっちり行いましたので、お伝えしていきます。
見積準備
まずは、参加者に見積手法を選んで貰います。
とは言え、勉強会で使えるのは説明した4つ中2つ※しかありません。
その中でも手順が決まっているFP法か、先を見通さないと書けないボトムアップかの二択でしたが、今回は折角なので経験したことの無いFP法を選択されました。
FP法は設計段階で導入すると言われていますが、見積工程時点で使用する場合はQAなどから論理レベルでのテーブル構成くらいは作らないといけません。
早速、論理レベルでのDB構成を作って貰いました。
普段、業務アプリをメインに仕事をしているだけに、よく考えて作られています。
一旦できた時点で私の方でレビューをします。
ここでテーブル構成に関して、キーの張り方や想定すると良いことなど、DBのちょこっとした勉強も出来ます。
見積
テーブル構成が終わった後は見積に入って貰います。
今回はFPですので、お作法に従ってデータの特徴、機能の特徴、システムの特徴を見積もって貰います。
初めての試み、難解な文章に苦労しながらも順調に見積もっているようです。
また、今回はデータ、ファンクションなど項毎に一旦区切って限界まで考えてもらい、解説を挿む、という形にしました。
答えが決まっているわけではないので、ブレインストーミングに近い形でお互いに意見を出し合います。
ちなみにマンツーマンだからこそ出来る方法ですので、あしからず…。
その後、順調に進め、何とか見積を終えることが出来ました!
参加者のSさん、お疲れさまでした!
前回参加のリーダーを除けば、1日で見積を終えることが出来た方は初です!
残り、僅かに時間が残っていたので、PJ管理のコツ、マネージャーの心得など少しだけ講義を挟んで終了です。
何もない田舎まで時間をかけて来て、実稼働6時間という長丁場、本当にお疲れさまでした。
お知らせ
本勉強会ですが、当面はコロナ騒動の影響で活動自粛とします。
また、多人数での開催は自粛しますが、1~2人であれば開催する可能性も有りますので、その際はブログでお伝えしていきます。
FP見積 | 新規見積使用可能 |
ボトムアップ見積 | 工程さえ見えれば使用可能 |
三点見積 | 基準となる最頻値をどう出すか |
類推見積 | 過去の実績がないと使用不可 |