プロジェクト工程体験勉強会第二回目です。
今回は前回の続きからで、要求分析によって出たQAに聞いて良かったところ、聞くべきだったところ、言ってはいけない言葉など解説。
ここでいかに上手く事を運ぶかによって、後々のプロジェクトのやりやすさが各段に違うので、色々と実体験を交えつつ解説します。
見積もり工程
前回やり残したQA解説が片付いたところでPhase2のメインです。
参加者の方にはご紹介した見積もり方法から各々好きな手法を選んでいただき見積もりをしてもらいます。
初めての見積作業に皆さん戸惑いながらも作業を進めています。
少しばかり作業をしたところでお昼休みです。
お昼ご飯
午後の時間を乗り切る体力を身につけるため、がっつりトンテキ。
見積再開
作業を進めてもらっていると、FP法を選択した方から質問が…
「Data Functionが分かりません」
ああ、なるほど、初めてですもんね、とQAからDBを想定してその項目を割り当てていくだけですよと説明しました。
しかし、ここで勉強会を根底から揺るがす大事件が…!
「そもそもDBについて、ほとんど知りません」
その方は今まで車載システムをメインにやって来た方なので、そもそもDBなど触らないプロジェクト。
しかし、今回の勉強会はWEBシステムを題材にしているのでDBの理解は必須。
それと同時に周りからもチラホラとDBが分からないという声が…。
完全に盲点でした。大抵の現場ではDBを使用している想定でしたが、そもそもDBが登場しない組み込み開発のプロジェクトをメインにしてきた人もいるんだと。
非常にマズい事態です。
このままでは勉強会が破綻、次回から、この方達が来れなくなってしまう…。
ということで即席ですが急遽、DB講習を開催!
DBとはなんぞや、からSQL、テーブルの構造など本当に基礎の基礎ですが、少しは役に立つのではないでしょうか。
そして説明が終わったら見積再会。
最終的には参加者の一人がテーブル構成などを考え、Data Functionの見積にどう割り当てるかを助言しつつの勉強会となりました。
今回、参加者から6時間(休憩込み7時間)は長すぎるとの声があったので、午前・午後の二部構成且つWEBシステムに自信のない方・経験のない方にはWEBシステムの基本を同時に伝えていく構成でお送りします。
では、また次回。