この記事は Agent Grow Advent Calendar 2019 の記事です。
皆様ご機嫌いかがでしょうか。
福岡のアラフォーエンジニア、Miroです。
妻と長女(10歳)・次女(4歳)の4人の家族で暮らしています。
今回、保護猫の里親になることになりましたので、ご紹介します。
保護猫の里親になることに
いきさつ
2019年11月
元々、来年あたりに猫を飼いたいね~なんて家族で話していました。
そんな折、妻が勤め先の猫飼いの方に「猫を飼いたい」という話をしたところ
その方の伝手でちょうど里親募集している保護猫(黒猫・オス)がいるとのことで
紹介していただけるという話になり、保護活動されている方と一度連絡を取ってみることに。
保護活動されている方と連絡を取りお話してみると、
実は保護しているのはオスじゃなくてメスで
しかも同時期に保護した別の子猫(オス)がその子と仲良くしているので
せっかく仲がいい2匹だから同時に里親になりませんか?とのこと。
伝手で聞いてた話と違う! とはなったものの、まぁ、とりあえず猫に会ってから決めましょうと
一度家族全員で保護しているお宅へお邪魔することに。
出会い
連絡を取り合い、数日後、保護されているお宅へ猫の様子を家族全員で見に行ってきました。
2匹がどんな様子でどんな性格なのか。
自分たちが里親としてやっていけるのか。
いわば猫と人の面接・面談のようなもの。
小一時間滞在し、どうやら猫的にも問題なさそうな雰囲気。
保護活動されている方も、私たちに対して好意的な印象を持っていただいた様子。
とりあえずの最初の面談はつつがなく終了し、帰宅。
家族で慎重に検討した結果、2匹一緒でいいんじゃないか? という結論になり、その旨を申し出ました。
その後、保護されている方、保護活動の団体の方、いろいろな方との連絡を取り合いながら
あれよあれよという間に、里親になることが決定し、12月にお迎えすることになりました。
お相手はどんな猫?
名前を決めましょう
保護されていた時に仮の名前はもらっていたようですが、
我が家の家族の一員になるということで、新しい名前を決めることになりました。
黒猫の女の子
まず先に決まったのが黒猫の女の子。
色々な候補の中から「ルナ」に決定。
名前 | 特徴 | 性別 | 年齢 | 性格 |
---|---|---|---|---|
ルナ | 黒猫 | メス | 3ヶ月 | 臆病、慎重派 |
ハチワレの男の子
次にハチワレの男の子。
黒猫がルナならオスの方はアルテミスじゃないかと提案したけど
家族会議の結果、名前はソラに決定。
名前 | 特徴 | 性別 | 年齢 | 性格 |
---|---|---|---|---|
ソラ | ハチワレ | オス | 2ヶ月 | やんちゃ、好奇心旺盛 |
お迎えしました!
我が家に保護猫2匹がやって来ました。
お迎え初日
保護活動をされている団体の方に連れられて、2匹が到着。
まずは和室のテーブルに毛布をかぶせてその中に入ってもらうことに。
猫の方もおびえているだろうということで、しばらくそっとしておきましょうとの話になりました。
団体の方が帰宅された後、夕方にネットで注文していたケージが到着。
夜になっても2匹ともテーブルの下から出てこないので、テーブルにかぶせていた毛布をはずしてみることに。
すると・・・
ソラ(ハチワレ)の方は好奇心いっぱいな感じで自由に歩き回って探検し始めました。
ルナ(黒猫)の方ははテーブルの下(のトイレ)から微動だにせず。
保護されていたお宅に遊びに行った時からわかっていたことですが
ルナの方はだいぶ臆病で慣れるまでかなり時間がかかりそうな予感がします。
就寝前に2匹をケージに入れ、初日は終了。
2日目 いきなり事件発生
朝方、ご飯をあげるためケージを開け、2匹をリビングに開放。
さっそく、ビビりまくっているルナはリビングのソファの下にダッシュで移動し、微動だにせず。
ソラの方は家族と一緒にある程度コミュニケーションをとれているので
しばしキャッキャウフフでみんな笑顔に。
長女が学校に行き、そろそろ我々も出勤時間ということで、ケージに入れることに。
2匹はまだうちにやってきたばかりで家庭内をどのように過ごすか、どんな状態になるのかまだ不安なため、
しばらくの間、家に誰もいない日中はケージに入ってもらうことにしていました。
ということで、2匹がもぐりこんだソファをのぞき込みますが、さっきまでいたはずの姿かたちが全く見えません。
全く状況が呑み込めないので、スマホをソファの下に入れて写真を撮ってみました。
すると・・・
我が家のソファの背もたれ部分は空洞になっています。
そのソファの背もたれ(空洞部分)に2匹ともすっぽり入ってしまい、全く出てくる様子がありません。
こんな感じですっぽり。
隙間にみっちり・ピッチリ入っちゃってます。
まさに籠城。
よりによって出勤前にこの事態。
捕獲作戦
というわけで、出勤までにケージに移動する必要があり、強制的に空洞部分から取り出します。
ソラは体をちょっと押してあげると、すんなり出てきました。こっちは問題なし。
問題はピクリとも動かないルナ。
ソファを倒したらびっくりして出てくるか? と思い倒してみるものの、
ソファの角度に合わせてゆっくり移動して全然出てこない。
なんなら横に倒した方が居心地がよさそうな雰囲気。
しかたないので、近くにあった「うちわ」をルナのお尻にもぐりこませてみます。
団扇の上にのせてスライドさせるようなイメージで引き出す作戦です。
成功?失敗?
作戦は・・・見事失敗。
というかウチワスライダーで移動させても、ちょいちょいとジャンプして少し離れた隙間にまたはまり込んでしまいどうにもなりません。
仕方ないので、かわいそうではあるけれども、強制的につかむように両手で体を覆うと・・・
見事、ルナに右手を噛まれて流血してしまいました・・・
そうこうしているうちに、時間はどんどん押し迫ってきます。
どうしたもんかとソファを押したり揺らしたりしていたところ
可哀そうな人間を憐れんでくれたのか、ス~っとケージの中へ入っていってくれました。
今だとばかりに速攻で扉を閉める!
あ、ちなみに、ソラはその辺で遊んでいたので、ひょいと抱っこしてケージへIN。
これにてミッション終了。
へとへとになりながら出勤です。
その夜・・・
ソラ(ハチワレ)の方はご覧のあり様
完全に家族に溶け込んじゃっていますね。
ルナの方は朝のこともあったのか、またソファの下に潜り込んでしまいました。
※ただ、空洞はふさいでいるので、朝のような失敗は起こりません。
3日目 我が物顔でソファでくつろぐおチビちゃん
4日目 キャットタワーが導入される
5日目 ケージの中でくつろぐ
ケージの中でくつろぐ
ルナもだいぶ自分をさらけ出してくれるように
6日目 ルナの方はまだ警戒・・・
7日目 ソラ君のおなかモフモフ
8日目 気になるアイツ
ブランケットのバーバパパの目玉を執拗に攻撃するルナ。
顔や目玉?が何かしら刺激するようです。
癒される日々
一緒に生活する前は・・・
猫はみんな気ままなで
人間には媚びない
わがままな生き物
そんなイメージでした。
今回、2匹をお迎えしてみた感じでは
猫によって全然性格が違うんだな、という当たり前のような結論でした。
最初の予定では1匹だけをお迎えする予定だったものが2匹になったことで、
そういった猫それぞれの性格の差のようなものを
認識できるようになった気がします。
お迎えして10日ほど経ちましたが、
相変わらずルナのほうは飼い主と一定の距離を保ち続け、
その距離感が縮まっている感じはありません。
ルナが保護されたとき、胃の中には砂しか入っていなかったと聞いています。
産まれて2ヶ月ほど野良猫生活で、相当に厳しい生活をしていたことは
想像に難くありません。
おそらく人間不信になるような、いろんなことがあったのでしょう。
これからは、安全な家の中で、私たちの家族の一員として
ゆっくり溶け込んでいってくれれば・・・と思います。