自分の体験を通じて、
この記事は Agent Grow Advent Calendar 2019 の記事です。
初めまして、teka-と申します!
エージェントグローの福岡オフィスに所属しており、時短勤務で働きながら子育てや家事に奮闘している毎日を送っています。
突然ですが!本日12/14は第1子である長女の誕生日です!
「我が子の成長を祝う日」というのはもちろんですが、私自身にとっても「親になってから7年目」という記念日でもあります。
そんなスペシャルな今日ですので、「働きながら子育てや家事をする生活」をテーマにいろいろ書いてみようと思います!
かつての自分にはイメージができなかった毎日がやってきた!
「働きながら、子育てや家事をする毎日」
皆さんはどんな生活になるかイメージできますでしょうか?実は私、まったくイメージできていませんでした。
以前の職場に、社内結婚をした先輩カップルがいました。
とある呑み会の席で、男性陣からからかわれているご主人と同じ空間の中に、お腹に赤ちゃんを抱え退職するか思い詰めてしまい涙を流していた奥様の姿がありました。
思い詰めて涙を流す奥様を慰める女性陣の姿をみても、どこか他人事のように感じていたのを覚えています。
私の上司に、とても仕事のできるワーキングマザーの方がいました。
私自身、その上司をとても尊敬していましたが、いつも不機嫌でいつも疲れているなと感じていました。周囲にも「子育てと仕事の両立が辛い。もう辞めたい。」と漏らしていた1)といいつつも、仕事に集中しているときは生き生きとした表情でしたが……のを覚えています。
漠然と「自分もいつか母親になるんだろうなぁ」という思いはあったのですが、特に赤ちゃんと触れ合う機会もなかったこともあって「子育ての何が大変なんだろう?」とか「多くの人が経験することなんだし、大丈夫だろう」と考えていたのです。
エージェントグローでは、ここ最近「今度結婚します!」とか「子どもが生まれる予定です!」といったおめでたい話をよく聞くようになりました。
もしかしたら私のようにイメージが湧かず、「実際どうなるのだろう?」という不安を抱えている方がいらっしゃるかもしれません。具体的な話はなくとも、自分がその状況となったときに向け心構えをしておきたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
私自身が3人の子育てをしながら働くワーキングマザーになり、実際に体験してみえてきたいろいろなことはそんな皆さんの参考にしていただけるのではないかなと思い当たりました。
今回「ひとつの体験談」として私の事例をお話しすることで、そういった皆さんが(漠然としたものであっても)なにかしらのイメージを掴めるようになるためのきっかけになってくれたらいいなと思います。
これが私のリアルライフ現実世界です!
まず最初に、私の家族構成をご紹介したいと思います。
夫と私に加え、子どもが3人います。
夫は夜勤なのもあり基本的に不在な状況。両親も遠方におり、気軽にヘルプをお願いできるという感じではありません。長女が小学一年生2)今日誕生日の娘です。次女は4歳で自閉症スペクトラムです。末っ子は2歳の男の子です。
そんな我が家の毎日は、まさにドタバタの連続。
細かいエピソードもいろいろあるのですが、取り急ぎ「ある日の日常」ということでスケジュール風味にまとめてみました。
平日の我が家
まずは平日のヒトコマのご紹介から!
今の現場は9時半始業なので、朝はのんびりしている方だと思われます。
休日の我が家
続いて休日のヒトコマ!
夫は夜勤ということもあり、日中帯は基本的に仕事です。
このスケジュールをみると平日よりドタバタは少ないように見えるのですが、個人的には休日の方が体力を消耗します_(:3 」∠)_3)特に日曜日
少し疲れちゃうこともあるけれど……
どうでしたでしょうか?
人によって「だから何(´д`ぇ?)」って感じたり、「大変そう..:(´ºωº`):」って思ってくれたり、はたまた「こんなもんでしょ(˙-˙)」って思われたりするのではないかなと思います。
皆さんがどう感じられるかはさておきとして……。
こんな毎日を過ごしていると、時折「少し疲れてしまうなぁ」と感じてしまうことがあります。特に体調を崩している時は、「リタイアしたい」という思いが出てきてしまうこともあります。
こういった本音を吐露すると、「辛いなら仕事辞めれば?」とか「子どもが可哀想」なんて声が聞こえてきそうにも感じます。4)そういえば前述の女性上司も周囲の男性陣からよく言われてたなぁ……
でも、そう簡単に辞めたくはないです。
親や自分の老後のこと、子どもたちの学費のこと、次女の療育のこと……。さまざまな不安や悩みがあります。子どもたちが社会に馴染んでいけるかなんて、いつも考えてしまいます。
そんな不安や悩みがあるからこそ、自分が元気なうちは精一杯頑張りたい!仕事をしていくのであれば、これまでコツコツ頑張ってきた職種で頑張って行きたい!
素直な気持ちとして、そう思っています。
ありがとう!家族のみんな!
そんな毎日ですが、何も私ひとりだけが孤軍奮闘しているわけじゃないんです。こうやって毎日生活していけているのには、大切な家族のサポートがあるんです。
夫も家事や育児にとても協力してくれています。5)欲をいえば、もう少し家にいる時間があると良いなとも思うのですが……
普段いないのもあり、休日は家事や育児をほとんどやってくれるんです。子どもたちもみなパパっ子ですし、子どもたちのことは些細なことでもLINEで相談・報告して共有しています。
そして、長女。少なからず負担をかけてしまっているので申し訳ない気持ちもあり、とても助かっています。
そんな毎日を支えてくれる家族のみんなに、「ありがとう」の言葉を贈りたい(今日は長女の誕生日ですし)と思います。
夫婦の子育てについて思うこと
私が親になってからの7年間だけ見ても、世の中の雰囲気はずいぶん変わってきたなと感じます。
勤務時間が柔軟な業務も増えてきました。制度や補助もどんどん手厚くなってきていると感じます。保育園費用もグッと安くなり、時短グッズも沢山出回っている状況……。
情報もたくさんあって、夫婦で一緒に子育てしやすい時代になっているなと実感します。ありがたい時代です。
「ありがたい」といえば、「男性の育休取得」のハードルもだいぶ下がりましたね。
巷では「取得義務化」の話も出ているようで、特に2人目以降のお子さんが生まれたご家庭などにとってはかなりありがたい制度なのではないかなと思います。
反面、世の男性が急に子育てに時間を割くのも難しいのではないかな……という思いもあります。いわゆる「大黒柱」として活躍している方なら、なおさらかな……と。
1人目のお子さんの場合、どうでしょうか。
私の場合、「せっかく制度があるのだから、初めての我が子を2人で育てたい。」と思います。
ただ、実家の助けがある場合や里帰り出産を選択した場合などにおいては、感情論をぬきにすれば「大人の数」は充分に足りていたりするのも事実だと思います。
状況によっては、「育休を取る必要性を感じない」というご家庭も少なからずあるのではないでしょうか。
「家庭の在り方」は、家庭の数だけあります。
- みんなが育休を取るから、自分もなんとなく取ってみた
- 育児に非協力的だと思われたくないから取得しよう
- 育休とらないとダメだろー!(修三風)
と、外圧的要因で「育休取得」を選択する感じにはなって欲しくないな……とこっそり懸念しています。
育休取得が義務化されればこういった懸念はなくなるのでしょうが、あまり気乗りしていない人が強制的に家にいたとしても……。
夫婦仲が悪化しちゃうパターンもあるんじゃないかな……なんて心配になったりもします。
それぞれの家庭で、それぞれの在り方を
私の場合、里帰りはしませんでした。
どうしていたかというと……。主人が3週間ほど有給休暇を取得して、私のサポートをしてくれていました。
母乳育児だったということもあってか私の面倒をみること以外あまりすることもなく、「逆に疎外感があった」とは夫の弁でした。
私自身はどう感じていたかというと、「ありがたいな」とか「申し訳ないな」と感じていました。
……授乳している横で、大音量でバイオハザードやキャサリン6)いずれもホラーゲームですをしたり、手持無沙汰にしているのを目の当たりにしたときはイライラしていましたが……。7)今も昔も、夫婦仲は良い方なのですが、この時期は結構険悪になりました
2人目・3人目の時も、夫は有休を駆使して助けてくれました。
1人目の時と違い「上の子の面倒をみる」必要もあり、有休だけでは精神的にも体力的にも余裕が無く……。「しっかり育休が取れたら良かったのに……」と話していたのを覚えています。
そんな夫をみて、私も倒れてしまわないかすごく心配でした……。
「育児は夫婦でするもの」
これは、正論だと思います。
ですが、「今までの考え方をいきなり変えろと言われても……」と戸惑っている人も多いのではないかなと感じます。
今はまさに「転換期」の真っ最中。
お互いに家庭の多様性や価値観を許容し合いつつ、必要な時に必要な制度を自由に利用できる雰囲気に少しづつ変わっていけたら……。
それがいいのではないかなと思っています。
子どもはカワイイ!
これまで、「子育て辛い」とか「大変」といったお話を長々と書いてしまいましたが……。
「子供がいてくれて良かった」と思う瞬間、もちろん沢山あります!
私自身、特別「子ども好き」というわけでもなくむしろ「子どもは苦手」に感じるくらいではあったのですが、3人の子どもの親になった今となっては、赤ちゃんをみると顔面崩壊するほど「子どもかわいい!」って思うようになりました(˙-˙)
ほんと、赤ちゃんにあったとき真顔を保つのも大変なくらいで……。
エージェントグローには新しい家庭を築いたり新しい家族が増える方も多くいらっしゃいますが、楽しいことはもちろん沢山あるとして、大変だなって思うこともいろいろあるのではないかと思うのです。
そんな皆さんが、それぞれのご家庭において「最高の在り方」について考えてみる契機となったり、あるいはそれそのものを見つけるための一助にこのブログがお役に立てたらいいな……と思います。
以上!街中で赤ちゃんを見かけると、不審者に間違われない程度にググっと距離を詰めるteka-でした!