この記事はAgent Grow Advent Calendar 2019 6日目の記事です。
はじめに
皆さん、習慣的に運動してますか?
実を言うと、私は30歳になるあたりから毎年、目標として「運動習慣を作る」と宣言し続けて挫折しておりました。
中学高校と美術部の根っからのインドア。その上飽き性なので、ジムでひたすらランニングマシンに乗ったり筋トレを繰り返すのは、どう考えても1ヶ月も持たずに断念する未来しか見えない。昨年はなんとか近くの運動公園へウォーキングに出かけるのを習慣にしようとしたものの、天候に左右されていつの間にか頓挫。
そんな私ですが、今1ヶ月以上続いている習慣があります。
記事タイトルやアイキャッチ画像からもお分かりかと思いますが、ゲームです。新垣結衣さんがCMをやっているあのゲームです。
というわけで、今年のアドベントカレンダーは、運動嫌いとは言わないけれどどうにも習慣作れなかった筆者による「リングフィットアドベンチャー」プレイレポでございます。
ゲームのご紹介
Nintendo Switchのゲームとして発売されたリングフィットアドベンチャー。
大きな特徴は左コントローラーを左太ももにバンドで装着し、右コントローラーをリング状の専用コントローラー(以降、リングコンと記載)に取り付けて運動するスタイルです。
ゲームには4つのモードが存在して、プレイヤーの好みに合わせた運動が可能です。どのモードでもリングコンが大活躍。
では、簡単に各モードをご紹介します。
アドベンチャーモード
このゲームの代名詞です。私はもっぱらこればっかりプレイしています。
一言で説明すると、「RPG+筋トレ」ですね。後ほど詳しくレポするので今はこの程度の説明に留めます。
お手軽モード
ミニゲーム形式で筋トレしたり、アドベンチャーモードの筋トレメニューが鍛えたい部位に応じて選べるようになっています。
肩こりに効く筋トレセットは、時たま肩こりヤバすぎるときに使ってます。
アドベンチャーモードをするほど時間はないけど、鍛えたい部位だけちょっと動かしたい。ミニゲーム形式で友達と競いたいってときに使えます。
カスタムモード
筋トレメニューをプレイヤーの好みに合わせて自由に組み合わせられるモードです。
ジムで決まった筋トレメニューをやり続けられる人には使えるんですかね。
私は決まったメニューは飽きるのでこのモードは使っていません。
ながらモード
ゲーム自体を起動しなくてもリングコンを使ってアドベンチャーモードの経験値をゲットできるモード。
・・・らしいのですが、毎日プレイしていてそれなりにサクサクレベルが上がるので、私はこちらも使っていません。
アドベンチャーモードには各ステージに推奨レベルがあるので、それに足りなくてアドベンチャーモードのステージはプレイしたくない。テレビは見たいけど運動しておきたい。そんなときに使えそうな気がします。
簡単に説明しましたが、詳しく知りたい方は公式HPの方が分かりやすいのでそちらをご覧ください
(ゲーム公式サイト:https://www.nintendo.co.jp/ring/)
運動の流れ
さて、ここからは私がドハマリしている「アドベンチャーモード」を紹介していきます。
ウォーミングアップ
ゲームを起動すると、まずは「ダイナミックストレッチ」から始まります。
リズムに合わせてテンポよく動きながら行うストレッチです。筋肉を伸ばすのではなく、これから動かすにあたってほぐしていくイメージです。
始めのうちはこれだけで結構ヘトヘトになりますが、慣れてくるとほどよく体が温まっていい感じですよ。
運動タイム
ストレッチが終わるといざ冒険の世界へ。
ステージによって違うのですが、基本は走ってアドベンチャーワールドを駆け、筋トレ攻撃で敵を倒していくのが基本スタンスです。
ほかにも水の上を船で漕いだり
レールにぶら下がってフィールドを飛ぶように移動したり
まだまだ、移動手段にギミックが盛り沢山です。
ジョギングしても、敵を倒しても、船漕いでも、何しても経験値が溜まってレベルがぐんぐん上がっていくので気持ちいいですね。
ストーリー自体は凝った作りではなく、シンプルに悪に染まったボスを倒すために力をつけながら奮闘する形ですが、
- 筋トレメニューによって敵の弱点をつけたり
- 複数の敵を同時攻撃できるメニューを選んだり、単体だから攻撃力の高いメニューを選んだり
- レベルが一定以上上がると、スキルポイントが割り振れるマップが出てきたり1)スマホゲームとかでもよくありますよね
- 回復アイテム、回復筋トレをうまく使ってみたり
ゲーム要素が細かくてじわじわとゲーム好きの心をくすぐってきます。
序盤は戦闘もまだラクなので、楽しんでいるうちに結構な時間が経ってしまうこともありました。
といっても、ゲームからそろそろ結構遊んだから疲れてない?と一定時間が経つと聞いてくれるので、やりすぎ防止もばっちりです。
クールダウン
そして、冒険終了後、まずはその日の運動量チェック。
それから、 「スタティックストレッチ」で運動終了です2)ダイナミックとスタティックと聞くと仕事を思い出すのはプログラマのさがなのでしょうか
こちらは使った筋肉を伸ばしていく通常のストレッチですね。
その日によく使った筋肉に応じてストレッチメニューが変わるのに毎回感動してしまいます。
ウォームアップからクールダウンまでゲームのアナウンスに従うだけでできてしまうのも、何も準備しなくて良い感じでいいですよね。
オススメポイント
とにかく今まで運動習慣作れなかった人にオススメなのですが、特にオススメするポイントはこんな感じです。
飽きにくい
ストーリーがあり、敵を倒すために筋トレやジョギングをするのでとにかく飽きません。
私は1日30分目安で30日ほどプレイしてますが、なんとなくまだまだストーリーが続きそうな気配です。
ストーリークリアしたら続けられるのかは若干不安ですが、その頃にはすっかり習慣になってしまっているような気がします。
また、トレーニングの種類も60種類以上あるようなので、日によって組み合わせを変えられて全然飽きません。
相棒がいる安心感
アドベンチャーモードでは、実際に手に持っているリングコンを模したキャラクターがプレイヤーを応援してくれます。
筋トレ攻撃中に「すごい!」「ファイト」「よくできたね」と声掛けをしてくれるので、一人でプレイしていてもトレーナーがいる安心感があります。
これがゲームの定型文だというのはわかっているのだけれど、どうにもタイミングが絶妙なのか気分を盛り上げてくれるんですよね
プレーヤー合わせたプログラムが組める
カスタムモードほどではないですが、アドベンチャーモードでもプレイヤーに合わせたプログラムを作ることは可能です。
各ステージのバトルで使用する筋トレを選ぶことができるので、今日は脚を鍛えよう。今日は腹筋。と日によって鍛える部位を変えることができます。
私は、敵に対する弱点もあるので、なんだかんだ戦闘に有利そうで攻撃力の高い筋トレメニューを選んでしまいがちです。3)そして筋肉痛に苦しみながらプレイする羽目になる
それから、プレイを始める際に、運動負荷を設定することになります。この数値がかなり上から下まで差が激しい。2上げるだけでだいぶ運動量が違うような気がします。
全然運動してこなかった人も、バリバリ運動しまくっている人もどちらにも合わせられるのもいいですよね。
続けるために
そうは言っても続かないというあなた。
先ほど説明した運動負荷を無理な値にしていませんか?
私の現在の数値はこちら
始めた当初は「9」だったのを徐々に上げていった結果これです4)まだ低いとか言わないで
運動不足だったので最初は運動の最初のダイナミックストレッチだけでだいぶへばっていましたが、今ではストレッチでは軽く体が温まる程度にまで余裕が出てきました。
ちょっとしんどくてダレている方は、いったん運動負荷をググンと下げてみるのがオススメです。
ストーリーが爆発的に進むので楽しくなってくるに違いありません。
自分のペースであなたも楽しい運動習慣を!