今年もやってきた!アドベントカレンダー!
この記事は Agent Grow Advent Calendar 2019 の記事です。
本日は12月1日!令和元年となる2019年も残すところあとわずかですね……(しみじみ
年末ムードが日に日に強くなる12月ではありますが、エージェントグローとしては新しい期の始まりのタイミングでもあります。
そして、12月といえば、忘れちゃいけないイベントがありますよね!
そうです!アドベントカレンダー2019です!
Agent Grow Advent Calendar 2019 – Adventar
詳細な説明については他サイトに譲りますが、今年もエージェントグローの有志が集まってやっていくことになりました!(o´∀`o)
今年も多くの有志にご協力いただき、さまざまなジャンルの記事をお届けできるのではないかと思っております( ̄ー ̄)
……と、実行委員長でもない1)今年は別な方が音頭とってくださってます(押しつけました)のにご挨拶をしたところで、1記事目を休日らしいライトな感じでアレしてみようと思います!
前振り:エージェントグローの管理職とは
どんな会社にも「管理職」2)アドベントカレンダーでこのテーマについて書くのは、実は2回目だったりしますというポジションは存在するかと思いますが、その体制やポジションに求められるものは会社ごとにさまざま。
ちなみにエージェントグローにおける体制は下記のようになっています。3)第4期全社員総会で使ったスライドを流用してみるテストこの図では割愛されてますが、チーフの上に「マネージャー」や「執行役員」4)「役員」とついてますが、「従業員」の枠内ですなどのポジションが存在しています。
それぞれの役職ごとの職務や求められる能力などをリストにしてみると……5)某勉強会用資料を再構成したものです。ざっくりとこんな感じになるでしょうか。
職位 | 職務内容 | 求められるもの |
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リーダー (主任級) |
自社のミッション実現に向け、サーバントリーダーシップのもとで会社内の「まとめ役」となり、エンジニアと信頼関係を築き、会社と従業員の架け橋になる
(主な業務)
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サブチーフ (課長補佐級) |
上位管理職者の指揮監督のもと、自社への理解を深め上級管理職へのステップアップを目指す
(主な業務)
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(リーダーの項目に加えて)
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チーフ (課長級) |
会社が決定した方針のもと下位管理職者を束ね、適切な影響力を行使することで企業内秩序を構築/維持し、ミッションの実現に貢献する
(主な業務)
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(サブチーフまでの項目に加えて)
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この表はある意味「勝手に」作ったものなので、内容の完全性や正確性などは一旦脇に置いておいてください。
この表で注目していただきたいのは……
- 職位が上がるごとに、職務内容が広がる
- 職位が上がるごとに、必要なスキルが多くなる
- 職位が上がるごとに、求められるレベルが高くなる
……といったあたりのところです。
本題:管理職をやってみて大変だなって感じたこと
私めは11月末まではマネージャーの役職を務めており、12月から(第5期から)は執行役員を拝命しております。従って、サブチーフ以外の役職は一通りの経験があります。6)私がチーフになった後に新設された職位なので……
長い前振りも済んだことですし、自分の経験の棚卸しも兼ねて「管理職をやってみて大変だったこと」について、かる〜くまとめてみたいと思います。
リーダーをやってみて大変だったなと思うこと
AGグループにおける管理職の第一歩はこちらの「リーダー職」!2019年12月1日現在、エージェントグローには21名のリーダーがいます。
これまでの管理職経験や社歴、年齢や性別といったものは一切関係なく、本人のやる気や考え方、諸々のタイミングによって「大抜擢」されることも少なくない7)やや余談ですが、「リーダーになるにはどうすればいい?」という質問は割とFAQだったりしますポジションですね。
このポジションで個人的に一番大変だったのは、「会社についてしっかり理解すること」だったかなと思います。
リーダーの業務自体は、週報の返信して、イベントとかで盛り上げて、リーダー会議に出席して……と、非常にシンプルです。マニュアルなどのドキュメントもありますし、毎月のリーダー会議や半年に一度(?)ほどのスパンで開催されるリーダー研修でテクニックの共有もあります。
単に「アクションを起こす」というだけなら楽勝(?)なのですが、「適切に対応する」となると意外と難しいな……ということに多くのリーダー職の方が就任後すぐに気づくのではないかと思います。
週報返信ひとつにしても、内容は千差万別です。
時にはエンジニアの負担にならないよう返信を考えたりすることもありますし、必要に応じて上位役職者や本社メンバーなどにエスカレーションをおこなうこともあります。
イベントなどで盛り上げる……といっても、ただ騒げばいいわけではありません。
せっかく来てくださったのであれば楽しんで帰っていただきたいと思うわけで、そのために何ができるのか必死に考えたりすることもしばしばです。
杓子定規ではいけないとはいっても、あまりに奇をてらったものとなれば逆効果となるでしょう。時には失敗してしまうこともあったりして、凹むこともしばしばあったようななかったような……。
リーダー業務を行う上で、ミッションやビジョン、行動指針やサーバント・リーダーシップといった「エージェントグローのマインド」にいかに立ち返り、意識し、理解し、次の行動に繋げられるか……というのは、リーダーとしてとても重要なことだったなと思います。
なんならこれは、リーダーより上位の役職を目指す方に取っても重要な意味を持つものだと思いますので、いかに早いうちに意識できるかってのはある種の「鍵」になるのかもしれませんね。
サブチーフをやってる人を見て大変そうだなと思ったこと
※見出しが人ごとっぽい書き方になってるのは、前述の通りこの職位を経験していないからです!
続いてサブチーフ職!2019年12月1日現在、エージェントグローには6名のサブチーフがいます。
そんなサブチーフ陣の方から(全員とは言いませんが)よく聞くワードこそが、サブチーフの「難しいこと」なんじゃないかなと思います。
そのよく聞くワードとは……
サブチーフって何をやる仕事なのか分からない!
……というもの。
実はこれ、個人的にリーダー職とサブチーフ職の大きな違いだと思っています。
リーダーまでは「この仕事をやってください」といったテイストが強いのに対して、サブチーフになると「こういう課題があるので、最小のリソースで最大の効果を得られるよう動いてください」という業務が大半8)実質的にチーフと同等の業務をすることになるのでになります。
ここでポイントになってくるのは、ズバリ!「思考力」!「本質に基づいて思考を巡らし、結論を出せるか」というのがキモになってくるのですが、これが結構難しいんです。
……と、こういうことを言うと「いやいや、普段仕事でも考えてるから大丈夫だろう」って感じのリアクションが返ってきがちなのですが、
- 考えが浅い/狭い
- 本質からずれている/些末な部分を掘り下げてしまう
- 行動やタスクにだけ捕らわれてしまう(「何をするか」だけを考えてしまう)
といった罠に嵌まるケースが(自分を含めて)希によくあるんですよね。
サブチーフ以降は「定型化できないタスク」の割合9)トラブル対応や業務改善などが劇的に増えるので、このハードルをいかに乗り越えられるか……というのは大切になってくるのではないかなと思っております。
チーフをやってみて大変だったなと思ったこと
続いてチーフ職!2019年12月1日現在、エージェントグローには1名のチーフがいます。
リーダーとサブチーフの間も業務内容がガラッと変わりましたが、サブチーフとチーフの間でもガラッと変わります。サブチーフまでは「プレイヤー要素」が大半ですが、チーフ以降は「マネジメント要素」が大きくなってきます。
端的に言えば、「他の人に動いて貰うことで成果を出す」ということなのですが、この「思考のシフト」が大変だったなって思います。10)現チーフ職の彼も同じところで悩んでるようですし、割と的を射ているような気はしています
いわゆる「管理職あるある」だとは思うんですが、ついつい自分でやっちゃいがちなんですよね。あと、「答え」を教えてしまったり、細かい指示を出しがち11)いわゆる、「マイクロマネジメント」ってやつですねになります。
サブチーフの項で”サブチーフ以降は「定型化できないタスク」の割合が劇的に増える”と申しましたが、このような「マネジメント」をしてしまうと最善でも「定型タスクしかできない」人財を量産することにも繋がってしまいます。
これはチーフとしての「成果」ではありませんし、部下12)便宜上このように表記しますの「成果」にも繋がりません。組織として見てもサッパリ嬉しくない状況になってしまうのです。
とはいえ、「何でもかんでも任せればいい」というわけでもないのが難しいところ。
「部下13)便宜上このように表記しますの能力や状況を踏まえ最適な課題とサポートを提供し、成果を出してもらえるマネジメントを行う」……と言葉にすれば易いのですが、これをどうやっていくかで頭を抱えることもしばしばなわけです。
限られたリソースの中で、適切な判断のもと個々の人財を見極め、さまざまな側面での成長を促す。
それがチーフ職の難しいところではないでしょうか。
これから管理職になる方へ
チーフの先に「マネージャー」や「執行役員」といった役職が続きますが……。あまりにも長くなってしまいましたので、今回の記事ではそのあたりは割愛させていただこうかと思います。
さて、この記事を書いたのは「管理職って大変なんだ!」と言いたいわけではありません。もちろん「生半可な気持ちでチャレンジすると痛い目見るぞ!」と脅したいわけでもありません。
エージェントグローで管理職を目指す方は、多かれ少なかれ「なにがしかの課題を乗り越える」という経験を通じて成長されています。その成長は会社にとっても非常にありがたいことであり、その方にとっても得るものが多くあるのではないかなと感じています。
時に人は「先が見えないこと」に不安を抱きます。もしかしたらその不安が何かの足枷になってしまうかもしれません。この記事は明確な「答え」ではありませんが、そういった足枷を外すためのなにがしかの「ヒント」にはなり得ると思っています。14)管理職ってその会社の「らしさ」が結構出るような気がするんですよね
すでにエージェントグローや関連会社に入社された方も、これから入社を検討される方も。すでに管理職の方も、これから管理職を目指す方も。
そういった皆さんになにがしかのアレになればアレだなとの思いを込めて、この記事を書きました。
……って建前で、今年はなんか好きなこと書こうと思って真っ先に思いついたのがこのネタでした。明日はまた違った記事がアップされると思うので……乞うご期待ですΣd(ゝ∀・)ネッ!!!
注訳はこちら
↑1 | 今年は別な方が音頭とってくださってます |
---|---|
↑2 | アドベントカレンダーでこのテーマについて書くのは、実は2回目だったりします |
↑3 | 第4期全社員総会で使ったスライドを流用してみるテスト |
↑4 | 「役員」とついてますが、「従業員」の枠内です |
↑5 | 某勉強会用資料を再構成したものです |
↑6 | 私がチーフになった後に新設された職位なので…… |
↑7 | やや余談ですが、「リーダーになるにはどうすればいい?」という質問は割とFAQだったりします |
↑8 | 実質的にチーフと同等の業務をすることになるので |
↑9 | トラブル対応や業務改善など |
↑10 | 現チーフ職の彼も同じところで悩んでるようですし、割と的を射ているような気はしています |
↑11 | いわゆる、「マイクロマネジメント」ってやつですね |
↑12, ↑13 | 便宜上このように表記します |
↑14 | 管理職ってその会社の「らしさ」が結構出るような気がするんですよね |