GitHub にデータ預けっぱなしは怖い?エクスポートできますよ!
コード管理に GitHub 便利ですよね!
最近(いくらか制限はあるものの)プライベートリポジトリも無料で使えるようになって
さらに便利さが増しましたね!
(どんな制限があるかは、依然私が書いた GitHub のプランを Pro から Free へダウングレードすると制限がかかる機能全 6 つ紹介 の記事をご参照くださいね)
で、とっても便利な GitHub ではあるのですが、
何でもかんでもコードを GitHub で管理しているとちょっと不安になる(なるかな?)こともありまして…
そんなこと無いと信じたいですが、いつの日か
「GitHub で大障害が起きてデータ全部吹っ飛びました」とか
「なんかサーバーがハッキングされてデータをロストしました!」とか、
絶対無いとは言い切れないですよね。
(そんなこと気にするなら自前で全部管理しろよって話はあなたの心の中だけに留めておいてください)
…まぁ、そんなことがなくても、なんかの拍子にバックアップとりたいってことはあるんじゃないかなと思います。
で、GitHub ってデータを全部エクスポートできたらなーって思うわけです。
いや、まぁそんな便利な機能が GitHub にあるわけ…あるんですね!
ということで、今回はそちらをご紹介。
GitHub からデータを全部エクスポートしてみよう
操作はとっても簡単。
- メニューから Settings を開いて
- 左のメニューから Account を開き
- Export account data の New export ボタンをポチるだけ
これでエクスポートが始まります。
アカウントにどれだけの情報があるかによって時間が変わるかと思いますが、
私は 30 分くらいだったかな?
エクスポートが受け付けられると、完了するまで New export ボタンは押せなくなります。
完了するとメールでお知らせしてくれるので、気長に待ちましょう…
完了すると、こんな感じのメールが飛んできます。
早速ダウンロードボタンをクリックするか、先ほどのページに戻って、ダウンロードしてみましょう!
ちなみにダウンロードされるファイルの形式は .tar.gz で圧縮されています。
Mac とか Linux の人は普通に解凍できるかと思いますが、Windows の人はいい感じのソフトを入れて解凍してください。
ちなみに、Windows 10 で、きちんと更新している人は Powershell から Mac, Linux と同じコマンドで解凍できます。
tar -zxvf (ファイル名)
ですね。
解凍するとダダダーっとファイルが生成されまして…
こんな感じでいろいろ出てきます。
一つずつ説明するのはメンドウなのでざっくりですが、
全て自分のアカウントにあるリポジトリ (私の場合 ezaki/*** ) にあるものの
- git clone で取得してきたものと同じもの
- レポジトリに対する操作 (マージしたとか)の履歴を json にまとめたもの
- issue コメントを json でまとめたもの
- PR コメントを json でまとめたもの
- 添付されているファイル
- マイルストーンやリリースの情報
- リポジトリごとの設定
などが取得されてくるようです。
概ね、自分のリポジトリの全てが取得できると思ってよさそうですね。
もし GitHub の情報をエクスポートしたいと思っている方がいらっしゃれば、お試しあれ!
冒頭のように、GitHub に情報があるのが心配!というケースはあまりないかと思いますが
もしエクスポートしたいなーと思っていらっしゃる方がいましたらぜひお試しくださいね。
ちなみにこの機能は去年 (2018 年)の 12 月頃に作られていたみたいです。
https://github.blog/2018-12-19-download-your-data/
どんどん便利になっていく GitHub。
今後はどんな進化をしていくのでしょうね。