ライトニングトーク登壇してきました!
こんにちは!
江嵜です。
去る 2018/08/22 (水) に、人生初ライトニングトーク(Lightning Talk、以下 LT)登壇してきました!
参加してきたのは Serverless Meetup Fukuoka #2 と題された、サーバーレス関連のミートアップです。
30 分枠・15 分枠・5 分(LT)枠 があるのですが、このうち私は 5 分の枠に参加させていただきました。
ちなみにタイトルは 「CloudFormation(AWS)で実現させる快適環境構築ライフ!」でした。
私自身これまで起業活動やら学会発表やら、プレゼンをする機会はそこそこありましたが、
LT形式は今回が初めて!
ということで、今回は話した内容そのものではなく、LT をするという事自体に焦点を当ててみまして
これが良かった or 悪かったという気づきを 3 つご紹介させていただきますね。
LT で登壇して得た気づき
伝えることはシンプルに、一つに!
LT 後に数名の方とお話させていただくタイミングが合ったのですが、その中であるお一方に、
「LT で出てたけど、15 分枠で出たらよかったですね。お話されてた内容は皆さん興味あると思うので、もっと詳しく聞きたいと思われたんじゃないでしょうか」
とコメントいただきました。
一瞬、興味を持ってもらえてよかったと思いましたが、これは単純に時間に対して詰め込みすぎの結果ですね。
実際、タイトルからして広すぎたため、もっと絞り込んで用意するべきだったところでしょう。
普通のプレゼンでも、資料はページを作ることより削ることの方が大切なところです。
そうすることによって、本当に伝えたいことが明確になりやすいですからね。
時間的制約がかなり厳しい LT ではなおさら、伝える内容はシンプル・一つにするべきだったと反省しているところです。
足を止めるタイミングを用意しよう!
LT をしていて、一つ感じていたこととして、「聴衆は、私の伝えたいことをどの程度理解してくれているだろうか」というところでした。
普通のプレゼンであれば、話している最中に聴衆の顔をしっかりとみて会場の雰囲気を確認したり、
質問を投げかけることもできますよね。
それに対し、LTでは話している間に顔を見るなどのワンアクションをするだけの余裕がなくなりがちになると感じました。
これもまた、 LT ならではの、時間的制約に気をとられてしまうことによるものですね。
これを解決するには、「ここは一旦呼吸を整える」と決めたスライドを用意しておき、
会場の雰囲気を確認するタイミングをつくるのが良いですね。
普通のプレゼンでは、学校の授業で言うところの「ココは大事!」みたいなスライドを作っておいて、
歌舞伎の見得を切るイメージで数秒間間をとるということをすることがあります。
こういった、余裕を持たせるテクニックは LT の場合、より意識して入れて行きたいですね。
練習は本番を想定して!
たった 5 分間の LT ですが、手を抜かずしっかりと反復練習したことは良かった点だと思っています。
今回、私は 5 分間の発表の為に 2 週間前から準備を開始(構想はもっと前から考えだしていましたが)し、
仕事から帰った後や職場への行き帰りの電車の中などの隙間時間で練習を重ねていました。
また、実際に妻にも 3 回聞いてもらい、そのたびに修正を繰り返していました。
実際、繰り返しの練習は功を奏し、発表は練習通りスムーズに進めることが出来ました。
が、しかし、練習の時から時間を気にしすぎ早口で練習をしていた結果、
本番でも早い段階で、気づかないうちに練習同様の早口になってしまいました。
よく、「本番は緊張して早口になりやすいから、練習はゆっくりした方が良い」という話は聞かれるかと思いますが、
それだけでなく、繰り返し練習したテンポは体に染みついてしまうもののようです。
LT は実際の時間制限の厳しさから、発表中に小さなキカッケで心理的な余裕もなくなりがちです。
練習することは当然として、練習はしっかり本番に近い状態で数度は行っておくべきでしょう。
ぜひ、あなたも LT にトライ!
今回、私が LT をさせていただいた経験から、こうしたらよかったと思う LT の仕方について振り返りをしてみました。
色々反省点もありましたが、最も感じているのは、やはり LT にトライして良かった!というところです。
資料をまとめる段階で、自分もより深くテーマについて考えるきっかけになりましたし、
何と言っても多くの人と考えを共有できるのは楽しいことですね!
皆さんも LT の世界へ、飛び込んでみてくださいね。