いつかの私のように「行き詰まった」と感じたあなたへ
この記事はAgent Grow Advent Calendar 2017の記事です。
システム開発をしていると、行き詰まることってありますよΣd(ゝ∀・)ネッ!!!
そんなときに誰かに助けを求められれば良いのですが、そういう環境じゃなかったりすることもよくあります。
そんな毎日を生きている皆さんにおすすめしたい、とある開発手法についてご紹介したいと思います!
……あ、先に言っておきますが、優しい気持ちで読んでね(‘-‘*)
少数精鋭の社内システム開発チーム
私がメインでおこなっている社内システム開発業務は、つい最近1)2017年10月1日まで1名体制でした。
この業務でやることを簡単にご説明すると……
- 会社の業務で効率化できるところを探す and/or お困り事の相談を受ける
- 現状使用可能なリソース(人、時間、お金 etc…)を明確化する
- コスト(人、時間、お金 etc…)が最小で、かつ効果が最大となる方法を検討する
- 「なにが、いつまでに必要か」を整理し、「マイルストーン」を設定する
- 「マイルストーン」を元に、一定の粒度で「タスク」に分割する
- 他のタスクと比較検討し、優先度ならびに重要度を決定する
- 優先度ならびに重要度を考慮し、粛々と対応を進める
……的な感じになります。2)本社業務特有の細かいアレはあるのですが、
本題から外れるので割愛します
こういったことをやっていると、いろいろと「お悩みごと」が出てきたりするんですよね。ただ、その「お困りごと」を相談する相手がいなかったりすることもあるわけで。
そりゃあオフィス内には「自分以外の誰か」は居るわけですが、
- 外出や出張などでそもそも相手がいない
- みんな自分の仕事で忙しくてそれどころではない
- その人が把握している「実務の現状」しか聞けない
- なんなら自分が一番いろいろ知っている事項である
- むしろ最適解を考えるのが自分の仕事である
といったアレもあるので、なかなかアレというケースもしばしばなわけです。
「どうしたいか」とか「何に困っているか」は聞けるけど、「どうすればそれが実現/解消できるか」を聞くのは違う……ってかんじですね。
黙々と目の前のパソコンに向かったり、気分転換に青竹3)本社内に置いてある私物を踏んでみたりするわけですが、焼け石に水。良いアイディアなんて、そんな雨後の竹の子の如く出てくるわけぢゃないのです。
こうなると思考の袋小路に迷い込んでしまっているわけで、もう手詰まりです。
困った……。どうしよう……。
そんなときこそNDD!
そんなときに私がよく採用するのが、「NDD —— Nuigurumi Driven Development」なのです!
現在、社内システム開発チームには2体のぬいぐるみが配備されています。4)今後、サーバルちゃんとかばんちゃんも随時参画予定
▼ElePHPantさん(左)5)通称:ぺちぞうくんとトラのもんさん(右)6)通称:名状しがたいあのお方, 7)なんとなく権利的なアレがアレなので一応目線入れておきました
このNDD、やり方は非常にシンプルです。
- 何か困ったり手詰まり状態となるまで普通に働く
- その時がきたら、どちらか適切な方にその心中を嘘偽りなく吐露する
たったこれだけ!
注意点としては、
- 相手は何も知らないので、分かる様に1から順を追って&要点を整理して話す
- 照れたりふざけたりせず、真剣に話す
といった感じでしょうか。
彼らに話しているとあら不思議!ずっと悩んでいたことがサクッと自己解決することが結構あるんですよ☆
実際の使用例をご覧ください
2017年11月から社内システム開発担当者は2名となりましたが、それぞれの机の近くに彼らはいつも佇んでいます。そして、私たちが話しかけるのを24時間365日体制で待っていてくれるのです。
▼冗談抜きに、こんな感じで使ってるんですよ(o゜▽゜)o
▼ボクのパートナーは、ボクの仕事ぶりを高いところから見下して見下ろしてくださっています
生気のない瞳で中空を見つめてブツブツ言っていたり、突然シュパッと動き出しゾウのぬいぐるみを真剣に見つめていたりするかもしれませんが、ご安心ください!
バグではありません。仕様8)人に話しているうちに自己解決することあるでしょ?
ぬいぐるみ相手でも同じように効果あるよ!……って話ですです。
社内システム開発チームだけじゃない!……(;´Д`)?
そういえば、営業チームの付近にもぬいぐるみ9)跳ねる感じの擬音が似合いそうな
アンゴラウサギをモチーフにしたこの方が鎮座しているんですよね。
▼ブラインドの「ひも」で「がんじがらめ」になっている光景が意味することとは……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
きっと営業チームも似たようなメソッドで使っているんですね(遠い目)