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人をブランド化する part2 ~ブランドの作り方~【Agent Grow Advent Calendar 2016:24日目】

Agent Grow Advent Calendar 2016、24日目の記事です。

■雑談

こんにちは。T田さんです。
現場ではCMSを使ったフロントエンド及びバックエンドなお仕事をしています。

今回の記事は人をブランド化する part1 ~ブランドとは?~の続きです。よかったら読んでみてくださいね。
 
 
 

■ブランドを構成するものは何か

さて、前回の記事ではブランドとは何か?について書きました。
 
ブランドとは「あなたがブランドに対して期待していること…それを保証すると約束するもの」です。
 
ではブランドを持つためには何が必要か?それは以下の4つです。
 
①メッセージ
②ビジュアル
③一貫性
④繰り返し
 
一つずつ見ていきましょう。
 
 
 
 
 

①メッセージ

ブランドの中で一番大事なものです。
これがないブランドは何を目的としているのかわかりません。

ウチの会社で言えば「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」ですね。

メッセージはブランドによって広く伝えていきたいこと、みんなの心に響いてほしいことです。

ブランドを作るときはこのように、ブランドの中心を表現するメッセージが必要です。
 
 
 
 
 
あなたのブランド(または企業理念など)はどんなものですか?
 
人をブランド化する、というのも十分にアリです。
それなら「あなた」はどういう人ですか?
 
 
 

②ビジュアル

前回の記事でロゴマーク(ビジュアル)そのものはブランドではない、と書きました。
 
 
 
しかし、ブランドにとっては必要なものです。当然ブランドにはビジュアルが必要です。
 
 
うまくいけているブランドはできるかぎり、いろんな場所でビジュアルを使用しています。
 
 
ブランドのビジュアルに使用される色、デザインによって人は「そのブランドだ」と認識することができるのです。
 
 

③一貫性

良いメッセージ、良いビジュアルが出来上がりました。
 
しかしこれらのものが出来上がっても、一貫性がないとブランドに対する「期待」が生まれません。
 
悪いケース、期待を裏切ることになりかねません。
 
 
 
企業で言うと「経営方針」や「行動指針」、「事業内容」に当たります。
 
飲食店だと、「メニュー」や「値段」、「食品の提供速度」、「店内の雰囲気」でしょうか。
 
 
 
意外と一貫性は無視されてしまいがちです。
 
かっこいい言葉だとエクスペリエンス(経験)というのですが、これが絶えず変化し、一貫性がなくなると、ブランドが無意味なものになっていきます。
 
 
 
 
安く、早く食事を取りたくてマクドナルドに来たのに、レジの対応が遅かったり、オーダーが来るのが遅かったりしたら?
 
 
キレイで、静かで、落ち着いた雰囲気でゆっくりとコーヒーを飲みながら作業をしたくてスタバに来たのに、テーブルが汚かったり、ボロボロだったり、店内がうるさかったら?
 
 
テレビCMや電車の広告で新商品発売!ってあったのに、当店舗ではお取り扱いしておりません、なんてことがあったら?
 
 
 
 
こんな事態が起きると一貫性がないと思われます。
 
 
例にあげたのはいわゆる「B to C」な事業ですが「B to B」であれば、普段の企業活動(会社ブログとかSNSの発信とか)でその雰囲気を見出すことができます。
 
一貫性は高ければ高いほど、より多くの人にきっちりとメッセージを伝えることが出来ます。そしてより多くの人にブランドを覚えてもらえる可能性が高くなります。
 
 

④繰り返し

①~③が正しく出来たとしても、一度だけしかブランドに接しなかったら効果は小さいです。

最後にブランドがすべき大事なことは、誰かがブランドのロゴや名前にもう一度接したときに、「そのブランドの名前は何か?何を表現しているか?」をすぐに思い出してもらうことです。

ブランドを見て、それはどんなブランドだったか?
一連のイメージを思い出させるように体験させるのです。
 
体験の後のフォローメールなども有効な方法です。
 
 

■まとめ

あなたの作ろうとしているブランドは明確で一貫性がありますか?
 
予め焦点を絞って、よく考えられたメッセージが作れていますか?
 
 
 
 
これができていれば大きなリードが出来ています。
 
 
 
 
あなたのブランドのメッセージはどんなものか?
 
 
 
 
 
 
エレベーターの中の待ち時間ぐらいの時間で、言い終えることができるくらいに、簡潔で明確な説明を作ってみましょう。
 
そうすれば一貫性についてもメッセージと同様のものが伝わりやすくなります。
 
 
 
 
 
そして、メッセージとビジュアルがあるだけでは不十分です。
 
 
繰り返し、イメージを思い出させるようにしましょう。

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{ この記事を書いた人 }

T田さん

Live2Dデザイナー・エンジニアです。
原画、モデリング、アニメーション、ムービー、各種SDK組込みまで
一貫して制作できます。

うんうん、これもまた勉強だね。

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